売れなくて辛い販売スタッフが今すぐやること
こんにちは♪アパレル・スイーツ販売のお仕事をご紹介している東商のブログ担当です!
アパレル販売員として働いていると、「売れない!どうしよう……」という悩みに直面する時期があるものです。
このブログを読まれているみなさんのなかにも、今まさにその悩みを抱えて辛いという人がいるかもしれませんね。
そこで今回は、売れなくて辛いと感じているアパレル店員に今すぐにできる解決策や取り組み方法についてお話ししましょう。
売れないなら『売ること』を考えない!
『売ること』はアパレル販売員の仕事のなかでもっとも重要性が高いのは事実ですが、売ることばかりを考えていると不思議なことに売れなくなります。
これは、『売る』とい結果ばかりを重視するために、『売るために必要なプロセス』が無意識のうちにおざなりになってしまうから。
まずは、ひと呼吸おいてから「今日の売り上げにつなげられなくても、後日お買いものに来ていただけるような接客をしよう!」と頭を切り替えてみましょう。
この切り替えを意識的に行うだけでも、頭でっかちな発想から現実的な行動へとシフトさせるきっかけになります。
ほかの販売スタッフと比較するのをやめる
売れなくて辛いときは、売り上げが好調な販売スタッフと自分の状況を比較しがちです。
売り上げの好調と不調はその時々によって変動し、接客するタイミングやその日のシフトによっても変化します。
ほかの販売スタッフの状況を把握することは業務上必要ですが、売り上げの比較はなにもプラスにならないことを理解しておきましょう。
接客したお客さまが買い上げにつながらなかったときは、ファーストアプローチのタイミングや提案したアイテムはニーズとマッチしていたかなど、売れなかった理由を整理してみるのがおすすめです。
その場から一度離れてみるとリフレッシュできる
「売れない!売れない!」と考えながらお店に立っているとしたら、その販売スタッフはどのような表情をしているでしょうか。
きっと、思い悩んだような暗い表情になっていそうですよね。
そして、表情が暗いとお声がけも暗くなったりお客さまにも心を開いてもらいにくくなる……といった悪循環に。
そんなときは、一度その場から離れてみるのも効果的です。
次の休憩まで時間がある場合は、お手洗いに行き大きく深呼吸したり冷たい水で手を洗ったり、軽くうがいをしてみたり。
また、可能であれば一度外に出て新鮮な外気を吸うのもおすすめです。
あせる気持ちが空回りしているときは、一時的に環境を変えることで気分をリフレッシュさせることができます。
売上好調な販売スタッフの良い部分をまねてみる
売り上げが好調なスタッフは、ベストコンディションで接客ができているケースがほとんど。
なかなか売り上げにつなげられないときには、好調なスタッフの良い部分を取り入れてみましょう。
動的待機のときも笑顔を絶やさないようにしている、あせって接客しようとせずに自分の近くにいらしたお客さまに自然にお声がけをしているなど、接客中以外のプラス要因をまねてみます。
これにより、その後の接客も自然とスムーズになります。
第三者の意見を聞いてみる
売れないときはなんらかの理由があることがほとんどなのですが、自分ではなかなか気付けないのが現実です。
そんなときは、「今日は思うように売れないのですが、私の接客でなにか気付く点はありますか?」など、店長や信頼できる先輩スタッフに意見を聞いてみましょう。
「そう言われると、入店されたお客さまに急いで近づきすぎているのかも」、「ファーストアプローチやトークが早口になっているかもしれないね」といった改善点を確認することができます。
ほかのショップの接客を受けてみる
この方法は売れなくて悩んでいるときだけではなく、市価調(ほかのお店の状況などを調べること)などでも推奨しています。
行くお店は自分が好きなブランドで構いませんが、ターゲット層やテイストが所属ブランドと近いショップを選びましょう。
動的待機の状況や表情・あいさつやファーストアプローチのタイミング・ニーズチェックのタイミングと手法・提案アイテムの種類とデザインなど、接客を受けるだけであらゆる部分を見直すことができます。
また、自店と共通したトレンドアイテムとのコーディネート提案も異なるため、新たな接客方法のきっかけにすることにもつながります。
知識磨きも大切です
売り上げにつながる接客をするには、商品知識や素材知識、トレンド情報にも敏感でいなければいけません。
これらは、本部から配布される資料やファッション誌にも積極的に目を通して把握することが大切です。
ファッションやトレンドはもちろんのこと、社会情勢などにも興味をもち常にたくさんのアンテナを張っているのがベストですね。
キャリアのある先輩スタッフにも売れなくて辛いときが
「売れなくて辛い!」という経験は、キャリアのある先輩スタッフや店長も必ず経験しています。
そして、その先輩たちは経験のなかから打開策を見つけ出してうまくコントロールしているのです。
売れなくて悩んでいる人はぜひ、今回解説した解決策を試しながら自分に合った方法を見つけてくださいね!
※こちらの記事も参考になるのでご覧ください。