つい買いたくなる! 9月のアパレルショップで毎年売れる商品
こんにちは!アパレル・食品販売のお仕事をご紹介している東商のブログ担当です!
実店舗のアパレルショップでは、季節や時期によって売れる商品が変動します。
そして、毎月の売上げ予算を達成させるには、季節ごとの商品動向や売れ方などを事前に把握しておくことが重要です。
そこで今回は、売れる理由、ニーズ傾向などに触れながら、9月のアパレルショップで売れる商品について解説していきます。
9月はとても重要です
9月はアパレルショップにおける秋冬シーズン立ち上がりの時期となり、お客さまのニーズが明確になるタイミングでもあります。
展開商品をはじめ、ディスプレイやレイアウト、ショップ店員の服装とヘアメイクなど、そのすべてが切り替えられます。
また、9月の商品動向をもとに今後の方向性やデザイン傾向、生産枚数などが決められるため、とても重要性が高い月なのです。
天気や気温、客層、ニーズなどをいち早く察知し、売上げにつながるお店づくりを意識して。
売れ筋を知る
『売れ筋』はアパレルショップで使われる業界用語のひとつで、『売れている商品・品番』をさします。
売れ筋はショップやブランドによって異なりますが、季節ごとのアイテム動向はだいたい共通しているもの。
なぜなら、世の中の動きや季節行事は全国共通となり、消費者動向や買いもの傾向にも反映されるのが最大の理由。
ただ、北と南の気温差が大きい日本は、地域によって売れる時期や枚数なども変動するため、地域特有の動向にも目を向けましょう。
ジャケット
夏から秋へと季節が移行する9月。
そんな9月の主力商品としてあげられるのが、ジャケットです。
近年では残暑が継続する年が増えているものの、多くの人が季節を意識した着こなしにシフト。
テーラードジャケットやステンカラージャケット、ノーカラージャケットなど、デザインはさまざまですが、通勤用に限らずオンオフ兼用ニーズも見受けられます。
セットアップ
ジャケットと同様に9月はセットアップニーズも増加傾向にあり、ジャケットニーズにも対応しやすいというメリットもあるため販売数を伸ばしています。
セットアップはおもに通勤用に買い求めるケースが多く、取引先との商談や打ち合わせ用に新調するケースも。
また、ジャケット×パンツ、ブラウス×スカートといったセットアップを別々に組み合わせて、ビジネスカジュアルとして着用するなど、職種や勤務先の風土に合わせて使い分けているようです。
ワンピース
ワンピースはあらゆるニーズに対応できることから、9月に入ると徐々にニーズが増えていきます。
通勤通学をはじめ、食事やショッピング、デートといった外出着として求める方も多く、ブラウスやセットアップと組み合わせたコーディネートも。
また、季節の変わり目はなにを着たらよいのかわからないという理由で、ワンピースを購入するお客さまもいらっしゃいます。
カーディガン
羽織りアイテムの定番となるカーディガンも9月の売上げにつなげられます。
半袖トップスやブラウス、ワンピースの羽織りとして、またはオフィスカジュアルコーデにも活用できます。
ときには、似た色のインナーを合わせてツインニットのように着こなしたり、ボタンを閉めて1枚着ニットのようなアレンジも可能。
セットアップやワンピース、単品ボトムスを見ているお客さまには、カーディガンとのコーディネートも提案しましょう。
ブラウス
ブラウスは9月の主力アイテムとのセット販売しやすく、セット率と客単価アップにも役立ちます。
ジャケットやセットアップ、ワンピースのインナーとして、ボトムスやカーディガンとのコーディネートではオフィスカジュアルが提案できます。
また、ブラウスの前ボタンを開けてカーディガンのように羽織るなど、幅広く着回せるのも魅力。
直接的におすすめしなくても、コーディネート提案に盛り込んだ接客を実践すると、複数枚のお買い上げにつながることもめずらしくありません。
トレンチコート
トレンチコートは秋アウターの大本命!
通勤通学、カジュアル、モード、フェミニンなど、すべてのテイストに対応できるのもトレンチコートの強みです。
ブランドのロゴ入り裏地や長く使えるライナー付きなど、ブランドごとの個性も楽しめます。
また最近では、オーバーサイズのビッグシルエットや襟を大きくしたビッグカラーデザイン、袖口にフリルやレースをほどこしたトレンドデザインも登場。
スタンダードな定番タイプ、今年のトレンドを落とし込んだ斬新なデザインと、毎年必ず展開されるからこそニーズも確率されているといえるでしょう。
品ぞろえは売れる商品を
9月の売上げをアップさせるには、『売れる商品の品ぞろえ』がカギ。
お客さまのニーズに応えるためには、売れ筋デザイン、サイズ、カラーの欠品を防ぎ、欲しい商品がすぐ手に入る売り場づくりをめざしてくださいね。
これが、実店舗の価値と顧客満足度を高めることにつながるのですから。
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