アパレル店員だからわかる! 困ってしまうお客さまあるある Vol.2
こんにちは!アパレル・食品販売のお仕事をご紹介している東商のブログ担当です!
接客業や販売サービスの仕事では、いろいろなタイプのお客さまを対応していますが、なかにはスタッフがフリーズしてしまうような出来事がたくさんあるようです。
今回は多くのアパレル店員が経験している、『困ってしまうお客さまあるある 続編』をご紹介したいと思います。
店頭に陳列した商品は買わない
アパレルショップで洋服を買うときは必ず、ストック在庫にあるものを希望するお客さまがいらっしゃいます。
つまりそれは、一度でも店頭に並んだ商品は買いたくないということ。
お店によってはストック在庫を提供するとしているところもありますが、生産枚数の少ない商品や現品限りのときが大変です。
少量生産のときはとくに、系列店でも店頭在庫のみという場合もあり、取り寄せする商品も一度は店頭に出していることがほとんど。
事情を説明して納得していただくか、ストック在庫を取り寄せしたことにしてしまうケースもあるのかもしれませんね。
返品交換を繰り返す
購入した商品にほつれや変色、破損などがある場合は、一定期間内であれば返品交換ができるのですが、ほぼ100%の確率で返品交換を繰り返すお客さまも。
購入決定→ストック在庫を提供→スタッフもお客さまもほつれなどの確認→ご購入→数日後に「欠陥があった」と連絡が入り→返品交換……という作業を数回繰り返しています。
このケースはお客さまが少し神経質な場合が多いのですが、お店がピークに忙しい時間帯の対応は心身ともに疲れてしまうのです。
買いたいのに諦める
かわいらしいデザインやフェミニンな洋服が好きなお客さま。
来店のたびに必ず試着するけれど、「顔がついていかない……」と言って諦めて帰っていきます。
ですが、かわいらしい洋服が好きな方は年齢に関わらず好みが変わらないため、「やっぱり気になるし、今回も着てみよう!」と思うようです。
スタッフも「黒やグレーを合わせて落ち着いた雰囲気でお召しいただくとよいと思います」など、気にせず着られるコーディネート方法を一生懸命に提案しますが、最終的には「顔がついていかない……」と言って帰ってしまいます。
取り寄せや取り置きをスルー
アパレルショップなどの小売店では、商品の取り置きや取り寄せ、予約を受けていますが、入荷連絡を無視するお客さまも。
希望する色やサイズが欠品しているときの取り寄せ、買いたいけれど手持ちやクレジットカードがない場合の取り置き、入荷前の商品予約など、お客さまの要望に合わせて対応したけれど、いざ商品が到着すると音信不通に。
商品手配の労力よりも、ほかにも買いたいお客さまがいたときは「どうしてこういうことをするのかなー!」と思ってしまいます。
カップルでケンカ
来店した当初から彼女が不機嫌そうな表情をしていたかと思えば、少しするとケンカが始まってしまいました。
最初は彼氏の話を無視しているような雰囲気でしたが、少しすると「だからそんなこと知らないって!」という彼女の怒鳴り声が!
声をかけるわけにもいかず、ましてや接客などできるような空気でもなく、見ないようにしながら商品整理をするしかありません。
心の中では「早くお店から出ないかなぁ」と、ただただ願うばかりです。
女性スタッフと話がしたいだけの男性客
買いものはせずに話だけして帰るお客さまは時おり見かけますが、女性スタッフ狙いで来店する男性客はとても迷惑なのです。
「彼女のプレゼントを買いたいので選んでください!」と声をかけられ、彼女の好きな色やデザイン、洋服の好みやサイズなどをていねいにリサーチしつつ接客。
いざ購入商品が決まったら、「明日買いに来るけど、お姉さん(販売員)はいる?」と訪ねるものの、取り置きはしない様子。
翌日は姿を見せることなく、ただ話をしたかっただけだと気付いてしまいました。
閉店直後のご来店と回遊
閉店を知らせる音楽やアナウンスがかかった直後に来店されたり、時間を気にすることなくゆっくりと商品を見ているケースもしばしば。
時間を気にしながら目的のアイテムを探していたり、商品を見ている場合はよいのですが、店内でもスマホをいじっているだけのお客さまには、「……」となってしまいます。
また、閉店した1~2分後に来店されたときは「精算ボタンを押してしまったし、どうしよう」と内心ひやひや!
接客しながらも頭の中では、「明日の売上げとして計上しようか」・「本部に連絡して対処方法を確認するべき?」など、いろいろなことを考えています。
いざというときの対応策を
少し変わっているお客さまは時おり見かけますが、お連れさまとのケンカや挙動不審な来店客には本当に困ってしまいますよね。
今回の『お客さまあるあるネタ』も共感した人が多いかと思いますが、「あるある~!」と笑ったあとは、その後の対応策も考えてみてくださいね。
きっとアパレル販売員の仕事に役立ちますよ!
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