アパレル販売員の仕事で学んだこと 店長編
こんにちは!アパレル・食品販売のお仕事をご紹介している東商のブログ担当です!
アパレル販売の仕事におけるキャリアアップといえば、店長職があげられます。
アパレル店員として働く人のなかには、「将来は店長になりたい!」と考える人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、店長の仕事で学べることや身につくスキルなどについて解説。
アパレルショップの店長をめざす方はぜひ、キャリアプランの参考にしてくださいね。
アパレル販売員の仕事で学んだこと「判断力」
店長の役割はたくさんありますが、なによりも早く確実に身につけたいスキルが判断力です。
ディスプレイやレイアウト、陳列商材の優先順位やボリュームなど、店舗運営に関わるあらゆる業務には判断が必要となります。
たとえば、ディスプレイとレイアウトを変更するタイミング、ディスプレイに使用する商材、レイアウト構成。
商品量が多い場合は、店頭に出す商材と下げる商材を見極めて判断します。
ときには休憩に入るタイミングも調整するなど、その時々に応じて判断しながら運営しているのです。
アパレル販売員の仕事で学んだこと「柔軟性」
店長職には高い柔軟性も求められ、先に解説した判断力を身につけるためにも欠かせない要素といえます。
「今日は気温が高いから、メインディスプレイは半袖にしよう」
「天気予報は夕方から雨になっていたから、レイングッズを打ち出してみよう」
「今日はOL層が多いようなので、セットアップとジャケットを集約展開しよう」
など、その日の天候や客層傾向にも合わせられる柔軟性を養うことができます。
また、客足や動員数を見ながら休憩を早めにまわしたり、休憩に入る人数を前後にずらすなど、売り上げづくりを最優先にした店舗運営を心がけます。
アパレル販売員の仕事で学んだこと「率先力」
率先力とは自らが進んで行動することをさし、リーダーには欠かせない資質のひとつ。
店長自らの行動が手本となり、その姿を見たスタッフも自然と動くようになります。
◆あいさつやスタッフへの声がけは、店長から率先して実行する
◆接客対応のアドバイスは、店長が体現する
◆社内外の人たちへの対応もアドバイスしながら自身も実践する
◆ヘアメイクや着こなしは、店長自らがブランドイメージに合わせる
◆ディスプレイやレイアウトチェンジは、指示を出しつつ店長が先導する
このように、接客サービスやコミュニケーション、ビジネスマナー、ビジュアル(外見)、店舗業務などの基本も店長の率先力があれば、部下や後輩スタッフへと浸透させられるでしょう。
アパレル販売員の仕事で学んだこと「共感力」
お店のリーダーとなる店長には、ショップスタッフの立場や個性を理解して、それぞれの気持ちに寄り添う共感力も必須です。
スタッフに対して
◆Aさんはサブ店長経験がはじめてだから、しばらくは共同作業を心がけよう
◆Bさんは立ち仕事がはじめてだから、「足は痛くない?」と時おり声をかけよう
◆Cさんは元気がないように見えるので、「困っていることはない?」と声をかけてみよう
◆なかなか売れないスタッフには、「あせらずにお客さまのサポートを意識してみてね」とアドバイスをしよう
お客さまに対して
◆「いつもご来店いただき本当にありがとうございます」
◆「お仕事あとでおつかれのところご来店くださり、本当にありがとうございました」
◆自社製品を着用されている方には、「当店のお洋服ですね!着ていただけてうれしいです」
◆目的の商品が欠品している場合は、「わざわざご来店いただいたのに、ご希望の商品をご用意できず大変申し訳ございません」
など、相手の気持ちや心情を考慮した行動と声がけの実践を。
相手に寄り添った言葉を伝えることで、信頼関係をより深められます。
アパレル販売員の仕事で学んだこと「危機管理能力」
クレームやトラブルを未然に防ぐために欠かせない危機管理能力は、アパレルショップの店長にも必要です。
◆今日はサブ店長が公休だから、「なにかあれば携帯に電話をかけてね!」とスタッフにひとこと伝えてから休憩に入る
◆店内が混みだすと盗難が起こりやすいので、スタッフの配置場所を変更する
◆繫忙時に席を外すときは、「盗難に気をつけてね」とスタッフに伝えて個々の意識を高める
◆売り逃しと在庫確認を兼ねて、暇な時間帯には品出し漏れチェックを行う
◆黒の在庫が少なくなってきたので、ディスプレイのワンピースをネイビーに変える
◆商品クレームを防ぐために、店頭での商品整理中はB品(欠陥商品)チェックも並行して行う
◆サービスクレームの防止と顧客満足度アップに向けて、親切ていねいな接客対応を徹底する
というように、起こりうるトラブルやクレーム、在庫の欠品スピードなども予測し、先手を打つ行動が危機管理につながります。
店長はプレイイングマネージャー
店長の仕事とはまさに、『プレイイングマネージャー』。
指示を出すだけではなく、実行するだけでもなく、指示出しと実践を同時に行うポジションです。
『自分の行動で手本を見せる』が基本となりますが、『まずはやって見せる』を意識すると、それが自然とプレイイングマネージャーの行動になることを覚えておきましょう。
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