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売れるアパレルショップ直伝 ディスプレイとレイアウトのコツ

レイアウト

こんにちは!アパレル・食品販売のお仕事をご紹介している東商のブログ担当です!

 

ディスプレイやレイアウトは、アパレル販売員の仕事というイメージがあるかと思いますが、具体的にどのような業務なのかがわかりにくいもの。

 

そこで今回は、ディスプレイとレイアウトについてくわしく解説していきますので、アパレル販売バイトの参考にしてくださいね!

 

そもそもアパレルショップのディスプレイとは?

ディスプレイは『展示』をさし、ブランドイメージやシーズンイメージ、その時期に打ち出したいアイテムを使ったコーディネートで構成します。

 

ディスプレイには季節を先取りしたアイテム、ニーズを先読みした商材を使用するのが主流です。

ですが、先買い(※1)よりも実売(※2)傾向が強く見受けられる近年では、ジャストニーズにマッチする商材を使用するところが多くなっています。

 

(※1)季節やニーズを見越して早めに商品を購入すること

(※2)すぐに着用できる商品を購入すること

 

レイアウトとは?

レイアウトは『配置』を意味していて、どの商品をどこに置くかといった配置構成全体をさします。

 

アパレルショップのレイアウトには導線(※3)の重要性が高く、導線によってVMD(※4)構成を決めていきます。

また、レイアウトによって導線を調整することも可能なため、トルソー(マネキン)やラックの配置を変更するケースもめずらしくありません。

 

(※3)お客さまが店内を歩く経路

(※4)ヴィジュアルマーチャンダイジングの略称

 

売れるディスプレイ

本来のディスプレイは、少し先のニーズや季節を反映させるものですが、実売を視野に入れながら考案します。

 

5月であれば、休日のお出かけやクールビズを連想させるアイテムを中心に。

例えば、七分袖ジャケット×セミフレアパンツ×薄手のシャツブラウス、そしてもう一体のトルソーにはパーカー×デニムスカート×柄やロゴを描いたTシャツなど。

大切なのは、2体とも同じテイストではなく、色や素材、柄などを連携させつつ異なるニーズを想定することです。

 

売れるショップのレイアウト

レイアウトを考案するときは、現在の構成と導線を通路からあらためて確認したうえで配置を決めるのがポイント。

 

お客さまはどこから入り、どの経路で歩くのか、店内で立ち止まるところはどこか、立ち止まり商品を手にする頻度やとどまる時間についても検証します。

もしも店内の一定の場所にだけお客さまがとどまる傾向がみられるときは、店内全体をまんべんなく回遊できるような導線に調整を。

 

このあとは、レイアウト構成に欠かせない編成手法について解説しましょう。

 

客だまりポイントの設定

売り上げにつながるレイアウトには、いかにして客だまりポイントを設置するかがカギになります。

 

・入り口付近のディスプレイ+連動させた傾斜ラック展開

・入り口付近から少し歩いたところには枚数消化につながるアイテムを使ったトルソー+ラック

・その対面となる位置にはデザインやアイテムバリエーションを見せるトルソー+ラック

 

というように、店内の数ヶ所に客だまりをつくるイメージで配置を決めてください。

また、客だまりポイントには『手に取りたくなるアイテムと陳列』を念頭に置いて。

 

カテゴリー分け

売れるレイアウトには、『わかりやすさ』が必須といえます。

 

店内を通路から見たときに、どこになにを置いているか、どのようなテイストの商品があるのかが一見してわかる構成に。

それには、商品のカテゴリー分けが欠かせません。

 

・ジャケットやブルゾン、カットソーといったアイテム別

・白やネイビー、イエローなどのカラー別

・カジュアルやフェミニンといったテイスト別

 

というように、なんらかの共通項によってカテゴライズしていきます。

そしてときには、プリント別、シリーズ別、デザイン別などを基準にしたアレンジも必要です。

このカテゴライズは、アイキャッチ効果も高く枚数消化につながるのが最大のメリット。

入店客数の減少や客だまり効果が見られない場合は、ニーズとのミスマッチが考えられます。

 

関連商品

関連商品とはVPやPP、IP(※5)とコーディネートできる商材のことをさし、関連商品の設置により店内滞在時間を拡大し、それによって客単価やセット率を伸ばすことができます。

 

テーラードジャケットを使った通勤ニーズ向けトルソーの周辺には、シャツブラウスやデザインブラウス、デザインカットソー、Vネックニット、ツインニットなど、そのジャケットのインナーとして着られるアイテムを展開。

また、5分袖や半袖のワンピース、単品ボトムス、セットアップ対応が可能なスカートやパンツなどと連動させましょう。

 

(※5)レイアウトの基本となるVMD(VP・PP・IPについて)

 

 

 

売れるアパレルショップの共通点

売り上げが好調なアパレルショップは、ディスプレイとレイアウト構成に必要不可欠となる技法を取り入れています。

 

みなさんがアパレル販売バイトをするときは、売れるディスプレイとレイアウトづくりに沿った方法を積極的に実践してください。

2021年4月28日
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