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冬アウターの商品陳列方法~売れるアパレルショップの販売戦略

コートの装い

こんにちは!アパレル・スイーツ販売のお仕事をご紹介している東商のブログ担当です!

 

11月・12月のアパレルショップでは、コートやブルゾンといったアウター商品を主軸にした販売戦略が必須!

冬の主力となる商材を売り上げにつなげるには、ディスプレイやレイアウトがカギを握ります。

 

そこで今回は、冬アウターがスムーズに売れる陳列方法を解説していきます。

 

2020年冬の販売戦略!在庫の充実化がキーポイント

今年はさまざまな企業の業績不振だけではなく、人々の日常生活にも大きな影響をもたらしたのがコロナ禍。

仕事帰りや休日の外出もままならず、家族や友人との外食や旅行にも出かけられない日々が続きました。

 

そのため、2020年冬は約半年間におよぶ外出自粛の反動が予測されます。

今まで我慢していた外食やショッピングを楽しみたい、外出時に使用する洋服やコートを買いたいと考える人が増えるでしょう。

そして、オンラインショップではなく実店舗での買いものを楽しみにしている人も多いはず。

 

これらを踏まえて、あらゆる場面ごとに着用するアウター商材を取り揃える必要があります。

デザインや素材、カラー、テイストなど、例年よりも豊富な品ぞろえが最大のキーポイントといえそうです。

 

商品陳列:メインディスプレイには冬アウターを!

アウターニーズが継続する間、アパレルショップのメインディスプレイにはコートやブルゾンを着用させましょう。

 

平日は通勤ニーズに対応できるライナー付きコートやウールコート、薄手の中綿コートにキルティング加工をほどこしたデザインアウターなどを中心に。

トルソー(マネキン)が2体並んでいる場合は、1体はアウター、もう1体はスーツやセットアップ、コンサバティブなジャケットを着せます。

休日であれば、1体はダウンコート、もう1体はローゲージニット×ロングスカートを組み合わせたカジュアルコーデを。

 

サブディスプレイはコアターゲットに向けて

コアターゲットとは、そのブランドがもっとも多く売り込みたいと考える客層。

性別年代、洋服のテイスト、ブランドによってはターゲットとする人たちの職種まで設定しています。

そのコアターゲットターゲットに向けたコーディネートは、サブディスプレイで演出。

 

たとえば、20代後半~30代半ばのOLをコアターゲットターゲットとしているブランドでは、ツイード素材のジャケットとボトムスの単品コーディネートや、ショッピングやデートシーンを想定したきれいめコーデを用います。

 

入り口付近はトルソー×傾斜ラックで打ち出しを

アウターを売り込む時期は必ず、お店の入り口付近で大々的に打ち出すのが鉄則。

トルソーにはアウターを1枚で着用させたり、インナーとボトムスは極力シンプルなデザインを使用します。

このディスプレイ方法は、メインとなるアウターを引き立てる技法のひとつ。

 

来店されたお客さまはもちろんのこと、通路を通る人たちにもアウターをアピール!

コートやブルゾンを買おうと考えている方、よいものがあれば買いたい、アイテムを問わず買いものがしたいと思っている方など、さまざまなニーズのお客さまの目に留まります。

 

テイストごとにカテゴライズする

アウターを展開する時期は、テイストやニーズの差別化が重要になります。

通勤通学やショッピング、外食、デート、旅行、冠婚葬祭など、それぞれのニーズに対応できるアウターをデザインごとに仕分けしたうえで、それぞれの主力商品を見極めます。

 

トレンチコートやライナー付きコート、ウールコートは、通勤通学ニーズのジャケットやセットアップと連動させ、休日や旅行ニーズとなるダウンコートやブルゾンは、デニムやスウェットアイテムの近くに展開。

ニーズに合わせてカテゴライズすることで、見やすくわかりやすいレイアウトが完成します。

 

サイズは間引いて展開する

コートやブルゾンの在庫量が多くなると、店頭商材のボリュームが一気に増えるため、冬のアパレルショップでは店頭在庫の調整が欠かせません。

 

たとえば、黒・白・グレーのコートのそれぞれがS・M・Lと展開している場合、各色全サイズで9枚となります。

すべての商品の全サイズを店頭出しすると、お店の在庫量が膨大になってしまうため、各色1サイズのみ展開を。

この場合は、白→S、黒→M、グレー→Lというように間引いてください。

そして、もっとも多く売れるMサイズはベーシックな黒やグレーで店頭出しを行います。

 

アパレルショップ販売員もアウターを着用して

『アパレル販売員は動くマネキン』といわれるように、ショップスタッフが着用する商品は販売数量が大きくアップします。

 

スタッフが3人の場合、1人は通勤ニーズ向け、もう1人は休日ニーズ用、そしてもう1人はアウター以外のコーディネートを着用し、バリエーションでアピールしましょう。

 

 

 

差し色でラックを軽やかに

コートを展開するラックは、ベーシックカラーだけでまとめると暗く重たいイメージになりがち。

そのようなときは、明るい色を差し込んで陳列してください。

 

ひとりでも多くのお客さまにお買い上げいただくためにも、楽しいお出かけを連想させる商品陳列を心がけて。

2020年11月4日
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