売れるアパレル販売員に学ぶ マスクをして接客するときのコツ
こんにちは!アパレル・スイーツ販売のお仕事をご紹介している東商のブログ担当です!
最近では感染症予防の一環としてマスク着用が義務付けられていますが、マスクを付けているとどうしても、接客に支障をきたしてしまいそうで不安ですよね。
そこで今回は、アパレルショップでマスクを着用して接客するときのコツとノウハウをわかりやすく解説しましょう。
アパレル販売員にマスクはNGなの?
アパレル販売員や接客サービス従事者は本来、特例を除いてはマスクの着用は避けなければいけないのが一般的です。
なぜなら、マスクをしてしまうと顔の半分が隠れてしまい、接客の際に欠かせないコミュニケーションやサービス提供が困難になるため。
また、表情がわかりにくいことから、お客さまに不快感を与える恐れもあります。
さらには、ブランドイメージやシーズンコンセプトも表現できなくなってしまうというデメリットも。
とはいえ、現状ではマスクの着用は必須。
どのような状況下でも来店されたお客さまには、快適なショッピングを楽しんでいただく取り組みが今のアパレル販売員に求められています。
メイクはソフトに
マスクを着用すると顔の下半分が隠れるため、目もとが強調されて、普段通りのメイクをしていても必然的に目ヂカラが強く見えるもの。
まずは、アイメイクとアイブロウをソフトに仕上げてやさしい雰囲気を演出するよう心がけてください。
具体的には、アイラインの色は黒ではなくブラウンやグレーに変えたり、アイラインの太さも少し細くするのがおすすめです。
また、二重の部分や目のキワにピンクのアイシャドウをのせるのも◎。
アイブロウは顔色が明るく見えるベージュやブラウンを使い、眉頭と眉山をふんわりとぼかして仕上げてみましょう。
目もとで笑顔をつくる練習を
ほとんどのアパレル販売員は目もとと口もとで笑顔を維持していますが、笑顔のポイントは口もとに偏りがち。
それでも今は、目もとで笑顔を表現する必要があります。
まずは鏡に向かい、マスクを着けた状態でいつもより眉とまぶたを上に上げてみましょう。
決して大げさにはならないように、赤ちゃんや子どもに笑いかけるイメージで行うと目もとに笑みが生まれます。
声は『笑声』が基本
アパレル販売員は本来、おだやかで自然な笑顔で店頭に立っているもの。
ですが、マスクで表情が見えない以上、不足する部分を声で補わなければいけません。
『笑顔=笑った表情』と同様に、『笑声(えごえ)』は声に笑みを浮かべるイメージで発声します。
『楽しそう・うれしそう・やさしそう』といった印象につなげる声出しを意識すると、比較的スムーズに実践できます。
ワントーン高い声がベスト
口もとをマスクで覆ってしまうと、声が通りにくくなり暗い印象を与えてしまいます。
マスクで声がこもっても聞きやすくするには、ワントーン高い声で話すことです。
電話応対時などはとくに、ワントーン高い声が推奨されていますが、それと同じ要領で発声を。
ワントーン高くはきはきとした受け答えは声が通りやすく、明るい印象づくりにも直結します。
トークスピードのコントロール
マスクでこもりがちな声のまま早口で話すと、なにを言っているのかが伝わりにくくなってしまうため、トークスピードを少しだけゆっくりとさせて抑揚をつけて話すのも大切。
そのコツは、『普段よりもよりていねいに・話している内容を理解していただく』ことを意識して伝えることです。
接客にはジェスチャーを添えて
マスク着用によるマイナスイメージを払拭するには、目もとと声の調整とともにジェスチャーを添えた接客対応も効果的。
「ご注文は3点でございますね」と手で『3』を示したり、「お釣りとポイントカードのお返しでございます」とお伝えしながらカルトンに手を添えるなど、『プラスワン ジェスチャー』を意識して行いましょう。
作業中の視線の向きに注意を
事務仕事やなにかしらの作業をしているときは無表情になりがちですが、マスクをしたまま無表情になると、想像以上に怖い顔に見えてしまいます。
また、少し高い位置から見たときの目線にも注意が必要に。
上の位置から見下ろした視線は、威圧感と冷ややかな印象を与えてしまいます。
まずは、マスクを着けたまま無表情になった顔と高い位置から下を見下ろした顔つきを鏡でチェックしましょう。
きっと予想以上の怖い顔を見て、自分で驚く人もいるのではないでしょうか。
最初の表情を確認したら、あごを引き少し見上げるイメージで自然に前を見据えます。
そして、どの方向を見るときも『やさしい目もと』でいることを心がけましょう。
好印象を与えるには意識の継続にあります
顔半分が隠れた状態でも豊かな表情をキープするには、意識の継続が必要不可欠。
接客中はもちろんのこと、商品整理を行うときや事務作業中、通路を歩くときなど、終始徹底したいもの。
どのようなときもお客さまから見られているつもりで、目もとと声、ジェスチャーだけで笑顔を伝えられる販売員をめざしてくださいね。
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