仕事ができるアパレル店長直伝! 12月に売り上げをアップさせる方法
こんにちは!アパレル・スイーツ販売のお仕事をご紹介している東商のブログ担当です!
お客さまの購買意欲が高まる12月は、アパレルショップにとって重要性の高い時期です。
そのため、秋冬シーズンのプロパーの売り上げ確保に向けて、さまざまな戦略が必要になります。
今回は、販促計画が得意な店長が実施している『売り上げアップにつながる施策』をいくつか解説していきますので、ぜひ所属店舗でも応用してくださいね。
商業施設のスケジュールに沿った販促を
12月は、それぞれの商業施設でもさまざまなイベントが開催されます。
たとえば、ハウスカード(商業施設が発行するクレジットカード)の割引きやポイントカードの還元率アップなど。
商業施設で実施されるイベントスケジュールは3~4ヶ月ほど前から組まれるため、ブランド本部と店舗ではそれらの計画内容を含めて予定を立てていきます。
アウターの店頭着用
秋冬シーズンの主力となるアウターは、消化が見込める時期に合わせてフェアーを開催します。
過去のアウターフェアーといえば、本格的な冬に入る前に先買いのお客さま向けに行われていましたが、近年では実売期通りに実施するショップが多く見受けられます。
12月に入るとアウターフェアーは終了しているものの、月間売り上げの半分以上をアウターで占めるショップもあります。
このような商品動向を見越して、アウターの店頭着用は大きな効果が期待できるのです。
その日のスタッフが4人出勤している場合は、2人はアウターを着用しましょう。
メーカーによっては店頭着用商品をそれぞれの店舗に配布し、ブランドの販促として取り組むケースもめずらしくありません。
ノベルティフェアー
ノベルティとは、ブランドオリジナルの非売品のこと。
ノベルティフェアーでは、指定されたアイテムの購入や設定金額に応じて非売品となるオリジナルアイテムをプレゼントします。
ノベルティはブランドのファンとしてはとても魅力的ですが、実用性の高いアイテムであればフリー客からもよろこばれます。
たとえば、オリジナルミラー・メイクブラシセット・メイクポーチ・ポシェット・エコバッグ・バッグチャームなど。
そのほとんどのアイテムにはブランドのロゴが入るため希少価値も上がり、ノベルティを入手するために商品を購入する方もたくさんいらっしゃいます。
また、フェアー期間中は当該のノベルティを目につきやすいところに展示するとさらに効果的です。
12月の売り上げに直結!クリスマスフェアー
クリスマスフェアーは、全国の商業施設やアパレルショップで行われるイベントのひとつ。
クリスマスならではのギフトニーズ、クリスマスパーティーや忘年会ニーズに対応できる品ぞろえ、ボーナス支給による購買意欲の上昇など、売り上げアップにつながる要素をクリスマスフェアーに集約させます。
このフェアーでは、パーティーイベントなどのオケージョンニーズ用のワンピース・ドレス・羽織りアイテム、ギフトニーズ向けのアウター・ニット・バッグなど、客単価アップに直結するアウター・ブーツというように、3大ニーズのコーナー見せが効果的。
ひと目で主力アイテムがわかるディスプレイとレイアウトで、メイン商材の稼働率を向上させます。
また、クリスマス用の装飾でイベントムードを盛り上げることも忘れずに。
2BUY&3BUYオフキャンペーン
クリスマスシーズンが過ぎると、全国の商業施設が年末ムードにシフトします。
お客さまも年明けの福袋やセールへの意識が高まり、日々の売り上げづくりが難しくなってきます。
この時期のアパレルショップでは、2BUYや3BUYオフキャンペーンがおすすめです。
2BUYや3BUYオフキャンペーンとは、2点以上のお買い上げで20%オフ・3点以上のお買い上げで30%オフというように、複数枚の購入で割引きされるシステム。
この施策はセールほどの動員は見込めませんが、セールに興味のないお客さまやセールでの買い逃しを避けたい方が利用しています。
タイムセール
時間限定で行われるタイムセールは、通勤帰りのお客さまが増える夕方に実施します。
開催時刻には店の入り口で呼び込みを行い、アイキャッチ効果のあるポップを設置します。
呼び込みでは、「今週入荷の新作が〇%オフ!」・「セール除外の△△が今だけ〇%オフ!」など、お客さまに足を止めていただけるフレーズを使用します。
呼び込みのタイミングは、複数名のお客さまが店舗前を通るときに行うのがベストです。
会員限定セール・キャンペーン
スマホが普及した近年では、SNSやアプリで告知を行う会員限定セールも有効です。
これらの販促は不定期に行いますが、告知はセール開催日の前日に配信し期間限定で開催します。
アパレル店長直伝は参考になりましたか?
こうして見てみると、特別感のあるイベントや普段とは異なる打ち出し、活気づくりも期待できる呼び込みなど、動員数や売り上げアップにつながる方法はたくさんあります。
今回解説したノウハウを参考にしながら、自店の客層やロケーションに見合った方法を見つけて積極的に取り入れてくださいね!
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