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アパレルショップの在庫処分方法。売れ残った商品はどうするの?

売れ残り

こんにちは!アパレル・スイーツ販売のお仕事をご紹介している東商のブログ担当です!

 

アパレルショップといえば、季節に見合った商品やトレンドアイテムを豊富に取り揃えていますよね。

でも、それらの商品はすべてが売れるのではなく、さまざまなプロセスを経て新たな商品と入れ替えられているのです。

 

今回は、商品が入荷したときから最終的に売れ残った場合どうするか。在庫処分の方法を経路と時系列で解説しましょう。

 

商品が入荷するまでの流れ

アパレルショップでは、シーズンのスタート前に各商品の製造時期と生産枚数、入荷スケジュールが組まれます。

製造時期は、商品を店頭展開するタイミングからさかのぼり縫製工場とのすり合わせにより決められます。

生産枚数は、各店舗の消化見込み枚数を集約した数値とそのシーズンのニーズを考慮し決定されますが、その商品に使われる生地の確保量も反映されます。

これらのスケジュールがスムーズに進行すると、計画した枚数の商材が製造され、店舗には予定した時期に合わせて商品が入荷します。

 

入荷した商品はアパレルショップ店頭で展開

入荷した商品は店舗ごとに検品が行われ、本部指示に基づいたレイアウト方法で展開されます。

枚数消化が見込まれる商品であれば、ウインドウディスプレイやメインとなる場所に陳列し売り込みを強化します。

 

あるタイミングで商品の振り回しが行われる

新作が入荷すると、しばらくの間は各店舗でプロパー消化に努めます。

そして、1週間~10日ほどのタイミングになると各店舗の消化状況を確認し、消化数が少ない店舗は消化率が高い店舗へ商品を郵送します。

これにより、各商品の消化率が高められデッドストックを軽減することにつながります。

 

マークダウンにより商品消化を促進する

計画よりも消化が思わしくない商品は、20~30%の割引き率でマークダウンとして展開することもあります。

このマークダウンは期間限定で行われることも多く、対象となる商品もランダムに変動する場合もあります。

また、『2点以上のお買い上げで20%オフ』といったキャンペーンの対象とするときもあります。

 

販売時期が過ぎると在庫は本部へ返品する

それぞれの商品は展開する時期が決められているため、ある一定の期間が過ぎると本部から返品指示が出され、セール前まで本部の倉庫に保管されます。

地域によっては稼働時期が異なるため、アウターなどのアイテムは店舗によって展開時期を調整する場合もあります。

 

セール時期にはセール商品として入荷する

全国から送られ本部の倉庫に集約された商品は、セールに向けて全国のショップに振り分けられます。

セール商材として入荷した商品には、セールスタート時の割引き率シールやセールプライスが付けられています。

 

セール商品は段階的にオフ率を変更する

セール商品は、消化状況に合わせてオフ率を変更していきます。

セールスタート時に30%オフの商品は一定の期間が過ぎると40~50%オフに変更され、2次セールのときには60~70%オフと割引き率をアップしていきます。

もちろん、この間にも店舗間の商品交換は実施されます。

 

セール終了後は全商品を返品する

2次セールが終了すると、すべてのセール商品は本部の倉庫に返品します。

 

セールで残った商品はファミリーセールへ

ファミリーセールとは、従業員の家族やお得意さま向けのセールです。

会場はメーカー内のイベントスペースやレンタルスペースで行われ、招待状を必要とするところが多くなります。

価格は70~80%オフのアイテムもあるので、手が届きにくい商品も購入しやすくなるうれしいイベントのひとつです。

 

従業員セール

ファミリーセールで残った商品は、社員向けの10%セールで最終消化をはかります。

10%セールは販売価格の10%(1割)で購入できる制度で、15,000円の商品なら1,500円で購入できます。

これらの商品は地域ごとに順番に郵送され、定められた期間が終了すると次の地域に発送する仕組みになっています。

開催場所は各地域の事務所内で行われ、各ショップのスタッフは休憩時間や休日を利用して見に来ています。

 

オンラインショップで販売する場合も

ネット販売が拡大する近年では、オンラインショップで販売するメーカーもあります。

売れるまで展開する、一定の販売期間を設定するといった取り決めは、メーカーにより異なります。

 

それでも売れ残った商品は……

ほとんどのアパレルメーカーでは、従業員セールやオンラインショップでも売れなかった商品は焼却処分しています。

「使える商品を焼却してしまうなんてとてももったいない!」と感じてしまいますが、大量の在庫を保管する場所や維持費、人件費などを考慮するとそうせざるを得ないようです。

 

 

最後に

常に最新のアイテムを展開するアパレルショップでは、在庫処分するための施策を考案し実施しているのですね。

商品は、ひとつひとつが会社の財産です。

入荷した商品を大切に扱うのはもちろんのこと、商品の魅力を理解し各アイテムのよさをお客さまに伝えて、より多くの商品を購入につなげてくださいね。

 

販売員なら最終的にはかなりお安く洋服を買えることがわかっていただけたかと思います。

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2018年10月30日
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