アパレル販売員は注目! 家族連れを接客するコツとノウハウ
こんにちは!アパレル・スイーツ販売のお仕事をご紹介している東商のブログ担当です!
夏休みやお盆期間は帰省や旅行に訪れる人たちが増えるため、アパレルショップの客層も家族連れが多くなります。
アパレル販売員として働くみなさんのなかにも、「複数で来店されるお客さまや家族連れの接客が苦手……」という人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、家族連れを接客する際のコツやノウハウを解説しましょう。
連休中は客層が大きく変わります
夏休み期間や年末年始、ゴールデンウイークやシルバーウイークなど、ある程度の休日が連続する時期は家族連れが増加します。
それは、帰省する人たちや旅行者は家族連れが多いためですが、子どもの夏休みとお盆休みが重なる8月は親子三世代で出かける場合も。
そのため、普段は来店することが少ない年代の客層が増えやすく、レイアウトや品ぞろえもニーズに見合ったものに切り替える必要があります。
繫忙の時間帯にも変化が
平日であれば17時半ころから仕事帰りのOLが来店したり、週末になるとランチタイムが過ぎた14時ころから店内がにぎわいはじめるなど、それぞれのアパレルショップでは繫忙となる時間帯のめやすがあります。
ですが、連休中は早い時間に到着した観光客が開店と同時に来店したり、夕飯を済ませた家族連れが遅い時間帯に来店するケースもめずらしくありません。
このように、連休中になるとお客さまの流れや入店状況も変化するため、スタッフの出勤体制や休憩時間も臨機応変な調整が必要になります。
男性のお客さまにも心配りを
家族連れのなかには、娘のお父さんやおじいちゃんなど男性のお連れさまも多くなります。
男性のお客さまやご年配の方は、レディースのお店やアパレルショップに慣れていないことがほとんど。
お店にいるだけで気恥ずかしさを感じるなど、居心地が悪いと思ってしまうようです。
このような場合は、女性の方が試着されている間にフィッティングルームの近くに椅子を運んでかけていただくなどして、過ごしやすい環境づくりを心がけてください。
椅子の用意が難しいときには、ご家族の近くに誘導してさしあげましょう。
接客は家族全員を巻き込んで
連休中のアパレルショップでは、お嬢さんが試着したあとにお母さんを交えてスタッフと3人で相談しているという光景をよく目にするものです。
その間のお父さんは、なんとなく居心地が悪くお店の外に出ていってしまうことも。
このようなときは、ご試着されて間もなくスタッフからお父さんにさりげなく声をかけて、フィッティングルームまでお父さんを呼んでみましょう。
また、娘さんとお母さんが話しているところに「せっかくならお父さまにも見ていただきませんか?」と提案するのもおすすめです。
「お母さんに任せているから!」という場合を除いては、「とてもお似合いかと思いますが、お父さまはどう思われますか?」など、お父さんやおじいさんにも何度か声をかけてみましょう。
試着中の会話も大切
娘さんが試着をしている間は、「今日はどちらからいらしたのですか?」「お昼ごはんは済まされましたか?」など、ちょっとした質問を投げかけてみましょう。
たわいもない会話からニーズチェックにつながるポイントを確認できることも多く、娘さんの洋服選びに参加していただきやすくなります。
また、お母さんには「娘さんはパステルカラーが似合いそうですが、ご本人はどのような色がお好きなのでしょうか」など問いかけると、娘さんの好みや普段のテイストを知ることができます。
決定率につながる要望を見極めましょう
娘さんの洋服を購入される場合は、娘さんの希望を聞きたい親御さんと親御さんの希望に近いデザインを求めているケースがあります。
これらはそれぞれのご家族によって異なるため、商品提案の段階やご試着中の会話などからニーズチェックを進めていきます。
意見が割れている場合には、問題点をゆっくりと解決しながら優先順位の高い希望内容をうかがってください。
子どもにはやさしい声がけを
子どもとお母さんが一緒にフィッティングルームに入らない場合、試着している間は子どもの対応をする必要があります。
これは、子どもを飽きさせないというだけではなく、ケガなどを防ぐためでもあります。
ベビーカーに乗っている赤ちゃんには近くからやさしく話しかけたり、話ができる年代の子どもには「お母さんはどんな風に変身するかなー?」「見るのが楽しみだね!」など、子どもにも楽しんでもらえる声がけを心がけます。
試着を終えたときには、「○○君はどう思うかな?」といった声がけもおすすめです。
子どもに話しかける際は、目線の高さを子どもに合わせることも忘れずに。
アパレル販売員は、気配りを大切にしましょう
ファミリーで来店されたお客さまには、それぞれの立場に立ったお声がけと気配りが大切です。
洋服を探しているご本人はもちろんのこと、一緒にいらしたお連れさまにも心からショッピングを楽しんでいただきたいですよね!
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