アパレル、食品販売のマネキン紹介所、求人、派遣、人材紹介 東商

HOME登録場所

電話で登録予約 WEB登録
TOSHOブログ
content_bg

入りやすいお店をつくる!『動的待機』のコツとは

動的待機

こんにちは!アパレル・スイーツ販売のお仕事をご紹介している東商のブログ担当です!

 

アパレル販売員のお仕事をやってみたいと思っているみなさんは、『動的待機』という言葉は聞いたことがあるでしょうか。

動的待機とは、お客さまが入りやすい環境づくりには欠かせない基本的な接客販売のスキル。

 

今回は動的待機がなぜ必要なのかを説明しながら、そのコツやノウハウをわかりやすく解説していきますね。

 

動的待機の必要性とメリット

 

動的待機は先ほどの説明にもあるように、お店の前を通るお客さまが自然に入店できる状況を意識的につくり出すこと。

『動的』という言葉からもわかるように、お客さまの来店を待ちながら『動く』ことがキーポイントとなります。

それは、販売員が動くことで店内の空気を動かし最も自然な状況でお客さまに入店していただくことを目的としています。

 

動的待機がないアパレルショップでは

 

通路から店内をのぞいたときに、静止した状態のスタッフがお客さまの入店を待ち構えていた場合、お客さまはどう思うでしょうか。

たまたまのぞいたアパレルショップの店員とすぐに目が合ったお客さまは、「入ると接客されそう」という警戒心を抱いてしまいます。

また、「ほかにお客さんもいないようだし、買わされそう」というマイナスイメージをもつことでしょう。

これでは、そのお客さまの足はお店から遠のいてしまいますよね。

 

では、このあとは動的待機を自然に取り入れる方法について詳しくお話ししましょう。

 

商品整理

 

ラックにかけられた商品を整えたりおたたみ作業といった商品整理は、動的待機の基本動作。

ラックでの商品整理は、かかっているハンガーの間隔を調整したりハンガーからずれた商品をかけ直します。

おたたみは、棚の上に並べられた商品が乱れている場合にその商品を広げてたたみ直していきます。

ここで注意したいのが、おたたみをする際には顔を下げすぎないようにすること。

作業をしているスタッフの表情が見えることで、お客さまの警戒心をなくし入りやすい環境へと近づけることができます。

商品が乱れていないときには、あえて棚の上の商品やハンギングを乱してから再度整えるといった作業も取り入れて行います。

商品が乱れている=店内にお客さまがいるような、活気がある雰囲気を演出するという意図もあります。

 

ディスプレイ・レイアウト変更

 

ウインドウや店内のボディ(マネキン)の着せ替えを行うディスプレイ変更や商品の陳列場所を変えるレイアウト変更は、店内の空気を大きく動かすことができる作業のひとつ。

これらはたくさんの商品を移動させたり、ハンギング(ハンガーにかけている状態)からおたたみへと変更するなど比較的大がかりな作業となるため、通勤通学客が増え始める夕方以降は避け、比較的動員が少ない時間帯に行います。

 

清掃作業

 

通常の店内清掃は閉店後や開店前に済ませていますが、閑散とした状況が続いたときなどはあえて簡易的な清掃作業を行うこともあります。

たとえば、店内の鏡をみがいたり陳列棚を拭くなど簡単な清掃業務を取り入れながらお店の空気を動かします。

 

ロールプレイング

 

ロールプレイングとは、お店のスタッフ同士でお客さまと販売員の役を決めて接客販売のシミュレーションを行うこと。

実際に店内の商品を使いながら接客販売のトレーニングを行うロールプレイングは、お客さまが店内にいる雰囲気をつくることもできるので、通路にいるお客さまがより入店しやすくなります。

 

リズミカルな動き

 

今回お話しした動的待機は、すべてリズミカルに行うことが重要ポイントです。

店内が閑散としている場合は特にスタッフの動きもスローになりがちですが、テンポよくリズミカルに動くことでお店の空気を動かしつつ、ポジティブな雰囲気に切り替えることができます。

店内を移動する際にもリズミカルに歩くことを意識しましょう!

 

おだやかな表情を忘れずに

 

動的待機の際も接客時と変わらない、おだやかな表情でいることもとても大切です。

どの作業をしているときも口角を上げ、いつお客さまに見られてもよいように優しい表情を保ちましょう。

そのためにも、それらの作業を楽しみながら行うことをおすすめしています。

 

動的待機の注意点

 

ショップスタッフが実際に行う業務をあえて取り入れながらお店の空気を動かす動的待機では、その作業に夢中になりすぎないことが大切になります。

作業に集中しすぎてしまうと、入店されたお客さまに気づかずにお声がけのタイミングや販売機会を逃してしまいます。

動的待機はあくまでも『入りやすい環境づくり』が目的であることを念頭におき、ベストなタイミングで接客できるようにしたいですね。

 

 

最後に

 

活動的でなごやかな雰囲気のお店には自然とお客さまの足が向き、その相乗効果によって次のお客さまの入店へとつながります。

そんな明るくポジティブなお店づくりのためにも、正しい動的待機をぜひ率先して取り入れてみてください。

自らがお店の空気を動かせたら、毎日のお仕事がより楽しくなりスキルと同時にやりがいもアップしそうですよね♪

2017年11月1日
content_bottom
WEB登録

東京のマネキン紹介所

東京のマネキン紹介所

ページの先頭へ