アパレル求人の未経験者歓迎は本当!? 面接担当者が考える採用基準
こんにちは!アパレル・食品販売のお仕事をご紹介している東商のブログ担当です!
求人サイトや求人誌でよく目にするのが、『未経験者歓迎』という文字。
アパレルバイトバを希望するみなさんも、「本当に未経験でも大丈夫?」と気になっているのではないでしょうか。
そこで今回は、アパレルショップの店長やアパレルメーカーの面接採用担当者が考える採用基準について解説していきます。
未経験でもアパレルショップで働ける?
結論からいうと、アパレルショップでの勤務経験がなくても問題ありません。
すでにアパレルメーカーやショップで働く従業員のなかには、入社当時は未経験だったという人もたくさんいます。
採用するか否かは、経験の有無だけで決めることはありません。
なぜ経験がなくても働けるの?
どのような職種においても最初は誰もが未経験です。
仮に接客販売経験者を採用したとしても、未経験者と同様の研修や講習を受講したり、メーカーの規約や社内ルールを学んでいきます。
スタッフによって経験値が異なる場合においても、接客販売に欠かせない知識を教わりながら働くことに変わりはありません。
経験アリと申告できる職種とは?
アパレルメーカーでいうところの経験者とは、接客を伴う販売職経験をさします。
それにズバリ当てはまるのはアパレルショップ勤務になりますが、靴やバッグ、アクセサリー、化粧品、雑貨といった洋服以外の接客販売経験も含まれます。
接客販売経験がない場合
アパレルメーカーが考える経験値は販売だけではなく、お客さま対応を行うサービス業も同様と考えています。
具体的には、ネイルサロンや美容室、エステサロン、一般企業の受付けなど。
直接的な物販は行わなくても、お客さま対応が必要な職種はアパレルメーカー勤務や接客販売経験者としてみなすケースがほとんどです。
接客販売に類似した経験も明記する
履歴書と職務経歴書には、対面接客や販売に類似した経歴も明記しましょう。
レストランやカフェなどの飲食店、スーパーやコンビニのレジ、クリーニング店、パン屋などもそれに含まれます。
対面接客経験はなくても、簡単なお客さま対応や機器操作、店舗業務の流れを理解していることもアパレルバイトに活かせるでしょう。
アパレルショップの雇用形態
ひとことでアパレル販売員といっても、さまざまな雇用形態と採用パターンがあります。
学校卒業後に新入社員として入社する新卒採用、卒業や採用時期とは異なるタイミングで入社する中途採用、人材派遣会社を通して配属されるケース、正社員登用を希望しない人のアルバイト採用、長期アルバイト、短期アルバイト、ポップアップショップなどの単発アルバイトなど。
また、雇用形態も採用パターンも多岐にわたり、知り合いに頼まれてセールやポップアップスタッフとしてアルバイトをしたのち、常勤バイト→数年後に正社員登用されたケースもあります。
アパレルメーカーが求める経験値とは?
アパレルメーカーが社員やアルバイトスタッフに望むのは、なんといっても『コミュニケーション力』。
コミュニケーション力は販売職になくてはならないスキルのひとつで、最重要視されるといえるでしょう。
コミュニケーションスキルは経験値とは異なりますが、コミュニケーションスキルが低い経験者よりもコミュニケーションスキルが高い未経験者のほうが歓迎されます。
コミュニケーション力が重要視される理由
コミュニケーション力が高い人は、アパレルショップ勤務で必要な業務のほとんどを習得しやすいといえます。
それは、接客をはじめとするさまざまな業務にはたくさんの人たちとの関わりが必要になるため。
いろいろな情報や技術を習得したり問題や疑問点を解決したりと、そこには多くの人たちとの接点があるからこそ成立するのです。
コミュニケーションが苦手な場合
もちろん、アパレル販売員の全員がコミュニケーションを得意としているわけではありません。
「人とのコミュニケーションが苦手」・「会話のきっかけがつかめない」といった悩みがある人はとくに、『あいさつは自分からする』・『笑顔をキープする』ことを心がけましょう。
悩みがあると表情が暗くなり、口数も少なくなってしまいますが、あいさつと明るい表情の継続で、人から話しかけられる機会も多くなります。
このように、あいさつと会話を増やすことで、コミュニケーションスキルも自然と向上できるでしょう。
成長に欠かせない資質
接客販売技術と知識、コミュニケーション力の習得に欠かせない資質があります。
その資質とは、『素直さ・柔軟性・前向きな姿勢』。
この3つの資質をもつ人は、アパレル販売員経験や接客経験がなくても問題ありません。
新しい情報も素直に聞き入れて、前向きに取り組む気持ちと行動力さえあれば、未経験者でもいろいろな知識と技術を身につけることができます。
実際にアパレル勤務をするときはぜひ、こういった情報を活用してくださいね!