バレンタイン2022~スイーツショップの売り上げがアップする販売戦略
こんにちは!アパレル・食品販売のお仕事をご紹介している東商のブログ担当です!
バレンタインは2月の一大イベント!
「今年はどんなチョコを買おうかな♪」と考えている人もたくさんいるかと思いますが、菓子メーカーやスイーツショップにとっては、売り上げを大きく伸ばすチャンスの時期といえます。
そこで今回は、スイーツショップの売り上げアップにつながる販売戦略について解説しましょう。
トレンド傾向を知る
その年のトレンド傾向の把握は、販売職に必須。
スイーツショップ店員であれば、2022年バレンタインチョコレートのトレンドも知っておきたいところ。
2022年のバレンタインは、高級な海外ブランドにならび、有名なパティシエやショコラティエが監修したチョコレートが続々と登場。
こういった流れは、近年のトレンド傾向が継続しているといえそうです。
また、スイーツや食品の高級志向も特徴的。
コロナ禍によって思うように外出や外食ができない、趣味やショッピングでお金を使う機会が少ないため、おうち時間を楽しむ=食事やスイーツくらい高級でおいしいものをといった消費者心理が大きく影響しています。
どんなチョコレートが人気?
2022年のバレンタインチョコレートは、赤やグリーン、ときには黄色やブルーといったカラフルで斬新なカラーチョコレートに人気が集まっています。
大きさはひとくちサイズ、トリュフチョコレートのような球状からスクエアやハートまで、形状もさまざま。
表面の艶やかな光沢が特徴的ですが、ブランドロゴがプリントされたモノグラムデザインも見受けられます。
このあとは、バレンタインチョコレートで売上げを伸ばす販売戦略をくわしく説明していきます。
ディスプレイをバレンタイン仕様に
売り上げをアップさせるためには、まずは視覚に訴えかける戦略から。
たとえば、お客さま側から見える壁面に『2022 Happy Valentine’s Day』といったメッセージ装飾、バレンタインチョコレートをイメージするディスプレイなどを施します。
また、ガラスケースにホワイトカラーのレースをかたどったシールでデコレーションするなど、いつもとは違うバレンタインらしい特別感を演出。
『見てみたくなる・ワクワクする・買ってみたくなる』=『購入しよう』という動機づけは、目で見てわかる方法がマスト。
こういった取り組みにより、通路を歩くお客さまの足を止めて、数あるお店から自店を選んでもらえる販売戦略となります。
ネーミングを打ち出して差別化を図る
ここ数年のバレンタインチョコレートのトレンドは、著名なパティシエやショコラティエ、有名な海外ブランドが主流。
この傾向を活用するには、ネーミングの打ち出しも欠かせません。
壁面やショーケースの上には、パティシエやショコラティエのプロフィールや経歴を記載したポップを設置。
また、パティシエとショコラティエごとに陳列棚の色を変えたり、陳列場所を変えたりと、カテゴライズして展開するだけでも制作者のオリジナリティーを演出できます。
おしゃれなケースやパッケージをアピール
バレンタインチョコレートの売り上げを伸ばすには、商品のパッケージデザインも販促ツールとして活用します。
店舗の壁面にカラフルなケースを飾ってポップにアレンジしたり、高級感のある包装紙やパッケージをディスプレイに使用したり。
エレガントやキュート、リッチ、ゴージャスなど、それぞれの商品イメージが広がり、さらなる販促効果が期待できます。
これは、バレンタインニーズの多様化に向けた戦略となります。
パートナーからパートナーへ、家族から家族へ、友人から友人へ、勤め先の人たちへ、友人同士のチョコレート交換会、自分へのごほうびに……。
それぞれのパッケージから見てとれるイメージは、あらゆるシチュエーションを連想させ、それぞれのシーンに最適な商品選びへとお客さまを導きます。
おいしさの裏付けを明確に
大人世代はとくに、華やかな見た目やネーミングよりも本当においしいものを求める人も少なくありません。
富裕層や大人世代のアッパー層向けには、おいしさの裏付けがわかる販促が効果的。
原材料や食べたときの感想などを記した説明書きをポップとして掲示したり、製造工程がわかる動画を流したりと、おいしさの理由がわかる販促物を積極的に取り入れましょう。
ポップや宣伝動画を見たお客さまは、「おいしいに違いない!」と確信します。
そして、製造工程や説明を盛り込んだ動画にはBGMも必須。
視覚から得た情報とともに、BGMから得られるブランドイメージといった相乗効果により、購入動機と買い上げ率がアップします。
買いもの心理を活用して
目で見る→興味をもつ
内容を理解→買おうかなと思う
商品のよさを理解→買うべきと決心する
今回解説した販売戦略はすべて、購入動機と購入の意思決定に直結します。
「おいしいものは大切な人に贈りたい」
「日ごろから頑張っている自分へのごほうびに」
といった買いもの心理を上手に活用して、2月の売り上げ予算を達成させましょう!