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接客のクレームに対する謝罪やお詫び例文・メール

接客のクレームに対する謝罪とお詫び

接客の現場でクレームが発生した際、どのように謝罪すればよいか悩む方は多いものです。

今回のブログは、販売職の皆様に向けて、クレーム対応の基本マナーから、状況に応じたお詫びの例文やメールの書き方までを詳しく解説します。

適切な対応を身につけて、お客様との信頼関係をさらに深めていきましょう。

 

接客におけるクレーム対応の重要性

販売の仕事をしていれば、どれほど気をつけていてもクレームに直面することがあります。

クレームを受けると、誰しも落ち込んだり焦ったりしてしまうものですが、実はクレームこそが店舗やブランドを成長させる貴重な機会になります。

お客様が不満を抱いたとき、多くの場合は何も言わずにそのお店を去ってしまいます。

 

わざわざ時間と労力を割いてクレームを伝えてくださる背景には、そのブランドや商品に対する期待や、改善してほしいという願いが隠されています。

つまり、クレームを伝えてくださるお客様は、店舗に改善のチャンスを与えてくれている大切な存在と言えます。

 

ここで誠実かつ迅速な対応ができれば、お客様の不満や怒りは大きな感謝や信頼へと変わります。

最初の印象が悪くても、その後の対応が素晴らしければ、以前よりも強いファンになっていただけるケースは珍しくありません。

クレーム対応は単なる謝罪の場ではなく、最高の接客を披露してリピーターを増やすための重要なプロセスであると捉えることが大切です。

お客様の声を真摯に受け止める姿勢が、お店のファンを増やすきっかけになります。

 

また、クレームから得られる意見は、商品開発やサービスの改善、店舗のルール見直しに直結する貴重なデータです。

一人のスタッフが受けたクレームを店舗全体で共有することで、同じミスを未然に防ぐ仕組みを作ることができます。

現場の課題を浮き彫りにしてくれるクレームは、店舗のクオリティを高めるための教科書のようなものです。

販売職としてのスキルを高め、お店の価値を向上させるためにも、クレーム対応の重要性を正しく理解しておきましょう。

 

クレームが発生したときの基本的な心構え

クレーム対応をスムーズに進めるためには、スタッフ自身の心構えが何よりも重要になります。

焦りや恐怖心から間違った対応をしてしまうと、火に油を注ぐ結果になりかねませんので、まずは落ち着いて次のポイントを意識してください。

現場でトラブルが起きたときこそ、プロフェッショナルとしての真価が問われる瞬間です。

 

まず大切なことは、お客様のお話を最後までしっかりと傾聴することです。

お客様が話している途中で言葉を遮ったり、言い訳を始めたりすることは絶対に避けてください。

お客様は感情が高ぶっていることが多いため、まずはその気持ちをすべて吐き出していただく必要があります。

相槌を打ちながら、真摯に耳を傾ける姿勢を示しましょう。

お客様が話し終えるまでは、こちらの主張を挟まずに受け止めることが鉄則です。

 

次に、主観を交えずに事実関係を正確に把握することが求められます。

お客様が何に対して怒っているのか、何が原因でトラブルが起きたのかを冷静に整理します。

このとき、自分の思い込みや偏見で判断するのではなく、お客様の言葉から客観的な事実を汲み取ることが重要です。

いつ、どこで、誰が、何を、どのようにして問題が起きたのかを、頭の中で整理しながらお話を伺いましょう。

 

さらに、謝罪の仕方には部分謝罪と全面謝罪の二種類があることを知っておく必要があります。

事実関係がまだ明確になっていない段階で、すべての非を認める全面謝罪をしてしまうと、後からトラブルが大きくなる危険性があります。

まずは、不快な思いをさせてしまったことや、お手数をおかけしてしまったという事実に対してのみ謝罪する部分謝罪を行います。

事実関係がはっきりし、こちらに明確な非があると分かった段階で、原因に対する全面的なお詫びへと移行するのが正しい手順です。

 

最後に、感情的にならずに冷静さを保ち続けることも不可欠です。

お客様から厳しい言葉を投げかけられると、自分を否定されたように感じて防衛的になってしまうことがあります。

しかし、お客様はあなた個人を攻撃しているのではなく、システムやサービス、商品に対して不満を抱いているのだと割り切り、プロフェッショナルとして冷静に対応を続けましょう。

常に一定のトーンで、落ち着いた対応を維持することが、お客様の興奮を鎮めることにつながります。

 

接客で使える対面でのお詫びと言葉遣い

対面での接客においてクレーム対応を行う場合、言葉の内容だけでなく、表情や態度、声のトーンが大きな影響を与えます。

言葉では謝っていても、態度が伴っていなければお客様には見透かされてしまいます。

対面だからこそ伝わる誠意を、全身で表現することが求められます。

 

お詫びをするときの基本の姿勢は、背筋を伸ばし、お客様の目をまっすぐに見つめることです。

ただし、睨みつけるような強い視線ではなく、申し訳なさと誠意を込めた柔らかい表情を意識してください。

お辞儀をするときは、腰から深く頭を下げて、数秒間その姿勢をキープします。

頭を何度もペコペコと下げるのは、軽薄な印象を与えてしまうため逆効果になります。

一度深く、心を込めて頭を下げることが、誠実さを伝えるコツです。

 

声のトーンは、普段の接客のときよりも少し低めで、落ち着いた大きさを心がけます。

高い声や明るすぎる声は、反省していないような印象を与えてしまうため注意が必要です。

早口で喋ると言い訳をしているように聞こえたり、投げやりに感じられたりするため、一言一言をゆっくりと丁寧に発音することが大切です。

間を適切に取りながら話すことで、相手に落ち着きと安心感を与えることができます。

 

また、クレーム対応ではクッション言葉を上手に活用することが求められます。

クッション言葉とは、本題に入る前に添えることで、相手に与える印象を和らげる言葉のことです。

例えば、何かをお願いするときには「恐れ入りますが」を使い、お客様の意に沿えないときには「あいにくではございますが」を挟みます。

これがあるだけで、文章全体のニュアンスがぐっと柔らかくなり、こちらの誠意が伝わりやすくなります。

 

接客で絶対に避けるべきNGワードも覚えておきましょう。

特に「ですから」「ですが」といった逆接の接続詞は、お客様の言葉を否定して言い訳をしているように聞こえます。

また、「普通は」「一般的には」という言葉も、お客様の主張が異常であるかのように感じさせてしまうため、使用してはいけません。

お客様の言葉を受け止めるときは、「おっしゃる通りでございます」「左様でございますか」といった肯定的な言葉を使うようにしてください。

相手の言葉を一度全て肯定的に受け止めることが、良好なコミュニケーションの第一歩です。

 

シチュエーション別の謝罪・お詫び例文

ここからは、販売の現場でよく起こる具体的なシチュエーションを想定し、対面で使えるお詫びの例文を紹介します。

状況に合わせて言葉を適切に選び、誠意を伝えていきましょう。それぞれの場面におけるお客様の心理を理解しながら、言葉をかけることが大切です。

 

商品の不具合や不良品に対するお詫び例文

購入された商品に傷があったり、動かなかったりしたという理由で、お客様が店舗に商品を持参された場合の例文です。

 

「この度は、お買い上げいただきました商品に不具合がございましたこと、誠に申し訳ございません。
せっかくお買い求めいただきましたのに、お客様に大変なご迷惑とご不快な思いをさせてしまいましたことを、深くお詫び申し上げます。
すぐに新しい商品とお取り替えさせていただきますが、ただいま在庫を確認してまいりますので、恐れ入りますがこちらで少々お待ちいただけますでしょうか。
今後はこのようなことがないよう、商品の検品体制をいっそう徹底してまいります。」

 

この場合は、商品の不備という明確な非がこちらにあるため、冒頭から全面的にお詫びの言葉を述べることが大切です。

さらに、交換や返金といった具体的な解決策を迅速に提示することで、お客様の不安や不満を速やかに解消することができます。

 

接客態度やマナーに対するクレームへの謝罪例文

スタッフの言葉遣いが悪かった、無視をされたように感じたなど、接客態度に対する不満を直接伝えられた場合の例文です。

 

「この度は、私どものスタッフの応対におきまして、お客様に大変不快な思いをさせてしまいましたことを、心よりお詫び申し上げます。
お客様に寄り添った丁寧な接客を心がけるべきところ、配慮に欠ける対応がございましたこと、本当に申し訳ございません。
いただいた貴重なご意見は、店舗の全スタッフに共有し、接客マナーの再教育を徹底してまいります。
私個人の指導も含めまして、二度とこのようなことがないよう努めますので、どうかご容赦いただけますようお願い申し上げます。」

 

接客態度へのクレームは、お客様の自尊心や感情を傷つけてしまっている状態です。

そのため、言い訳を一切せずに、不快にさせた事実を重く受け止めている姿勢を示すことが何よりも重要になります。

スタッフ個人の問題とせず、店舗全体の課題として向き合う姿勢を見せましょう。

 

会計のミスや金額の間違いに対するお詫び例文

レジでの打ち間違いや、お釣りの渡し間違いが発覚し、お客様から指摘を受けた場合の例文です。

 

「大変失礼いたしました。ただいまレジの記録を確認いたしましたところ、私どもの不手際により、本来の金額よりも多くお会計をいただいてしまっておりました。
こちらの確認不足でお客様に余計なご負担とお手数をおかけし、誠に申し訳ございません。
すぐに差額の返金手続きをさせていただきますので、恐れ入りますがこちらに少々お時間をいただけますでしょうか。
今後はレジ入力時のダブルチェックを徹底し、再発防止に努めてまいります。」

 

お金が絡むトラブルは、お店の信用に大きく関わります。

まずは間違いの事実を素直に認め、正確な状況を説明した上で、迅速に返金対応を行います。

お金を扱う際の真摯な姿勢と、透明性のある説明が問われる場面です。

 

お待たせしてしまったときのお詫び例文

混雑時などに、注文やレジの順番、商品の用意に時間がかかり、お客様を怒らせてしまった場合の例文です。

 

「大変長くお待たせしてしまい、誠に申し訳ございませんでした。
お忙しい時間帯に、貴重なお時間を無駄にさせてしまいましたことを、深く反省しております。
スタッフの連携が行き届かず、お客様へのご配慮が遅れてしまいました。
今後は、混雑時であってもスムーズにご案内ができるよう、店内のオペレーションを見直してまいります。
これに懲りず、またのご来店をスタッフ一同心よりお待ちしております。」

 

時間を奪われたことに対する怒りは、現代社会において非常に強いものがあります。

待たせた時間の長短にかかわらず、お客様がストレスを感じたという事実に焦点を当てて謝罪を述べることが大切です。

混雑の言い訳をせず、手際が悪かったことを率直にお詫びします。

 

予約や取り置きのミスに対するお詫び例文

お客様が予約していた商品が入荷していなかったり、取り置きの指示がスタッフ間で共有されておらず、商品を他の方に販売してしまったりした場合の例文です。

 

「この度は、お客様が楽しみにしていらっしゃったお取り置きの商品につきまして、私どもの管理ミスによりご用意ができておらず、誠に申し訳ございません。
お客様のご期待を裏切るような結果になってしまい、合わせる顔もございません。
すぐに他店舗の在庫をお探しし、本日の夕方までにはお客様のご自宅へ送料無料にてお届けする手配をさせていただきたいのですが、いかがでしょうか。
私どもの身勝手なお願いで大変恐縮ではございますが、何卒ご容赦いただけますようお願い申し上げます。」

 

楽しみにしていた気持ちを裏切られたという精神的なダメージに対して、心からの謝罪が必要です。

その上で、ただ謝るだけでなく代替案を提示し、お客様にかかる負担を最小限に抑える提案をすることが信頼回復の鍵となります。

 

クレーム対応メールの基本的な構成とマナー

現代の販売職では、店舗の公式メールやECサイトの問い合わせ窓口を通じて、メールでクレーム対応を行う機会も増えています。

メールは文字として形に残るため、対面以上に丁寧な表現と言葉選びが求められます。誤解を生みにくい、簡潔で礼儀正しい文章を意識しましょう。

 

まず、メールの件名は一目で内容が分かり、かつ誠実さが伝わるものにする必要があります。

例えば、「商品不具合に関するお詫び」や「接客応対に関するお詫びとお知らせ」といったように、件名を見ただけでお詫びのメールであることと、何の件であるかが分かるように工夫します。

件名が分かりにくいと、開封が遅れたり、不誠実な印象を与えたりするため注意が必要です。

 

メールの全体構成は、一般的なビジネスメールの基本に従います。

最初に宛名としてお客様のお名前を正確に記載し、次に自分の店舗名と氏名を名乗ります。

その後、すぐに本題であるお詫びの言葉を述べます。

このとき、お客様からわざわざトラブルについてご連絡をいただいたことに対する感謝を添えると、より洗練された印象になります。

 

次に、なぜそのようなトラブルが起きたのかという原因の報告と、それに対して店舗がどのような対応を取るのかという解決策を具体的に記載します。

原因が不明な段階であれば、現在調査中であることを伝え、取り急ぎの謝罪であることを明記します。

曖昧なまま放置するのではなく、現在のステータスを共有することが信頼に繋がります。

 

そして、今後に向けた再発防止策を提示し、お客様に安心感を持っていただくことが大切です。

組織としてどのように改善していくかを言葉にします。

最後に、改めて深くお詫びを申し上げる結びの言葉で文章を締めくくり、自社の署名を正確に記載して完成させます。

 

メールを送信するタイミングは、原則としてクレームを受けてから24時間以内、可能であれば数時間以内というスピード感が重要になります。

対応に時間がかかる場合であっても、「現在確認中であり、追ってご連絡いたします」という第一報をすぐに送ることで、お客様は放置されているという不安を感じずに済みます。

素早いレスポンスそのものが、誠意の表れとなります。

 

シチュエーション別の謝罪お詫びメール例文

メールでのクレーム対応において、そのまま活用できる具体的な例文をシチュエーション別に紹介します。

状況に応じて文脈を調整し、誠意が伝わる文章を作成してください。

コピペするだけでなく、状況に応じた一言を加えることが大切です。

 

不良品のお届けや不具合に対するお詫びメール例文

ECサイトなどで購入された商品が壊れていた、あるいは違う商品が届いたというクレームに対する返信メールの例文です。

 


件名:お届けいたしました商品の不具合に関するお詫び

〇〇 〇〇 様

いつも〇〇ショップをご利用いただき、誠にありがとうございます。〇〇ショップ店長の〇〇でございます。

この度は、お届けいたしました弊社の商品に不具合があったとのこと、誠に申し訳ございません。

せっかく商品のご到着を楽しみにお待ちいただいておりましたのに、お客様の期待を裏切る結果となり、多大なるご迷惑とお不快な思いをさせてしまいましたことを、深くお詫び申し上げます。

今回の原因は、出荷前の検品体制に不備があったためでございます。

今後は、梱包および検品のプロセスを徹底的に見直し、再発防止に努めてまいる所存でございます。

つきましては、すぐに新しい良品を手配いたしまして、本日中に発送させていただきます。

また、お手元の不具合のある商品につきましては、大変お手数ではございますが、同封いたします着払い伝票をご利用の上、ご返送いただけますと幸いでございます。

取り急ぎ、メールにて深くお詫び申し上げます。何卒ご容赦いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

〇〇ショップ
店長 〇〇 〇〇


 

こちらの非を全面的に認め、交換の手順を分かりやすく案内することで、お客様に余計な手間を取らせない配慮を示すことがポイントです。

 

店頭での接客態度に対するお詫びメール例文

店舗に足を運んだ際、スタッフの態度が悪かったという内容のメールが届いた場合の返信例文です。

 


件名:弊社店舗での接客応対に関するお詫び

〇〇 〇〇 様

拝啓
〇〇ショップカスタマーサポートの〇〇でございます。この度は、弊社店舗のスタッフの接客応対につきまして、貴重なご意見をいただき誠にありがとうございます。

〇月〇日に弊社店舗へご来店いただいた際、スタッフの配慮に欠ける言動により、〇〇様を大変不快な気持ちにさせてしまいましたことを、心よりお詫び申し上げます。

お客様を温かくお迎えすべき立場のスタッフが、このような至らない対応をいたしましたことは、会社といたしましても大変遺憾であり、深く反省しております。

いただいた内容を厳粛に受け止め、当該店舗の店長をはじめ、全スタッフに対して接客マナーの再教育を実施いたしました。

お客様の立場に立った丁寧な応対を徹底し、信頼回復に向けて店舗一丸となって取り組んでまいります。

勝手なお願いではございますが、今後とも変わらぬお引き立てを賜りますようお願い申し上げます。

まずは書中をもちまして、心よりお詫び申し上げます。

敬具

〇〇株式会社
カスタマーサポート担当 〇〇 〇〇


 

接客態度へのクレームに対しては、全社的に問題を重く受け止め、すでに具体的な対策に動いていることを伝えることで、お客様の怒りを鎮める効果があります。

誠意を持った対応方針をしっかりと記載しましょう。

 

メール返信の遅れに対するお詫びメール例文

問い合わせのメールを送ったのに何日も返信が来ない、という二次クレームに対するお詫びメールの例文です。

 


件名:お問い合わせへのご返信遅延に関するお詫び

〇〇 〇〇 様

いつも〇〇ショップをご利用いただき、誠にありがとうございます。〇〇ショップ担当の〇〇でございます。

〇月〇日に〇〇様よりいただきましたお問い合わせにつきまして、本日までご返信が遅れましたことを、深くお詫び申し上げます。

迅速に対応すべきところ、私どもの確認漏れにより、多大なるご迷惑とお手数をおかけいたしましたことを、誠に申し訳なく思っております。

〇〇様からいただきました商品の在庫状況について、以下の通りご回答申し上げます。

ご質問の商品の在庫は、現在店舗に〇点ございますので、すぐにお取り置きが可能でございます。

今後は、メールの確認体制を強化し、いただいたお問い合わせには迅速にお答えできるよう、管理を徹底してまいります。

この度の遅延につきまして、重ねてお詫び申し上げます。

〇〇ショップ
担当 〇〇 〇〇


 

返信が遅れたことへの謝罪を述べた後、本来のお客様の質問に対する回答を迅速かつ明確に記述することが不可欠です。

これ以上の遅れは許されないため、最優先で誠実に対応します。

 

配送遅延や間違いに対するお詫びメール例文

指定した日時に商品が届かない、あるいは別人の荷物が届いたというトラブルに対するお詫びメールの例文です。

 


件名:ご注文商品の配送遅延に関するお詫び

〇〇 〇〇 様

いつも〇〇ショップをご利用いただき、誠にありがとうございます。〇〇ショップの〇〇でございます。

この度は、〇月〇日にお届け予定となっておりましたご注文の商品につきまして、配送に遅延が生じましたことを、深くお詫び申し上げます。

大切なご予定に合わせてご注文いただきましたのに、私どもの手配ミスによりお届けが遅れ、多大なるご迷惑をおかけいたしましたことを、誠に申し訳ございません。

配送業者への確認を行いましたところ、弊社の伝票貼り間違えが原因であることが判明いたしました。

商品は本日中に正しいルートにて再発送を完了しており、明日〇日の午前中には〇〇様のご自宅へ到着する見込みでございます。

今後は、出荷時の伝票確認を複数名で実施し、配送ミスをゼロにするよう徹底してまいります。

お忙しい中、商品の未着についてご連絡をいただきましたことに感謝申し上げますとともに、心よりお詫び申し上げます。

〇〇ショップ
担当 〇〇 〇〇


 

配送遅延の原因を明確にし、現在の荷物の状況と、正確な到着見込み日時を伝えることで、お客様を安心させることができます。

不透明な部分をなくすことが大切です。

 

クレーム対応でやってはいけないNGな行動

クレーム対応を進める上で、スタッフが絶対に行ってはならないNGな行動がいくつか存在します。

良かれと思ってやったことが、事態をさらに悪化させる原因になることもありますので、しっかりと頭に入れておいてください。事前の知識がトラブルの拡大を防ぎます。

 

まず、最もやってはいけない行動は、感情的になってお客様に反論することです。

お客様の口調が厳しかったり、理不尽に感じられる内容であったりしても、売り言葉に買い言葉で応戦してはいけません。

こちらが感情的になった瞬間に、議論の本質がズレてしまい、スタッフの態度そのものが新たなクレームの対象になってしまいます。

常に冷静なトーンを維持することが鉄則です。

 

次に、その場しのぎの嘘や、実現できない適当な約束をすることも厳禁です。

例えば、在庫がないにもかかわらず「明日には必ずお届けします」と言ってしまったり、自分の権限では判断できない返金対応を勝手に約束したりすることです。

後から約束が守れなかったことが発覚すると、お客様の不信感は決定的なものになり、取り返しのつかない大きな事態に発展します。

分からないことは一度持ち帰る勇気を持ちましょう。

 

さらに、お客様を長時間お待たせしたり、担当者を何度も変えてたらい回しにしたりすることも避けるべきです。

確認に時間がかかる場合は、どのくらいの時間が必要なのかを具体的にお伝えし、一度お引き取りいただくか、後ほどこちらからご連絡するなどの配慮が必要です。

何度も同じ説明をさせられることは、お客様にとって大きなストレスになりますので、スムーズな引き継ぎを意識してください。

 

最後に、お客様の話を鼻で笑うような態度や、マニュアル通りの中身のない謝罪を繰り返すことも不快感を与えます。

「申し訳ございません」という言葉をロボットのように連呼するだけでは、誠意は一切伝わりません。

お客様の心情に寄り添い、言葉に心を込めることを忘れないでください。

お詫びの言葉に気持ちを乗せることが、何よりも求められます。

 

クレームを信頼に変えるためのアフターフォロー

クレーム対応は、その場でお詫びをして問題が解決したら終わりではありません。

対応が終わった後のアフターフォローこそが、お客様との信頼関係を強固にし、リピーターになっていただくための重要なステップになります。

最後まで丁寧な姿勢を貫くことが、他店との差別化に繋がります。

 

対応が完了した後は、まずその内容を速やかに店舗全体、および会社全体で記録・共有することが必要です。

どのようなクレームが発生し、どのように解決したのかをデータベース化しておくことで、他のスタッフが同じような事態に直面した際の参考になります。

また、店長や責任者が内容を確認し、真の原因を突き止めて具体的な再発防止策を講じることが可能になります。

一つのミスを全員の学びに変える仕組みが大切です。

 

さらに、大きなクレームや、対応にお時間をいただいてしまったお客様に対しては、後日改めてお礼とお詫びのご連絡を入れることも効果的です。

例えば、一週間ほど経った頃に

「先日は貴重なご意見をいただき、誠にありがとうございました。その後、商品の具合はいかがでしょうか」

といった趣旨のハガキやメールを送ります。

 

ここまで丁寧なフォローを行う店舗は非常に少ないため、お客様に深い感銘を与え、お店のファンになっていただける確率が飛躍的に高まります。

誠実さの余韻を残すことが、リピートへの架け橋になります。

 

クレームをただのトラブルとして片付けるのではなく、店舗のサービス向上とお客様との絆を深めるためのギフトとして捉える姿勢が、一流の販売職には求められます。

誠実な対応の積み重ねが、あなた自身の販売員としての価値を高めていくことになります。

恐れずに誠実に向き合うことで、あなた自身の接客スキルも大きく向上していきます。

 

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お詫びの例文やメールの書き方について詳しく解説してきました。

クレーム対応をマスターすることは、販売職として長く活躍するために欠かせない強みになります。

このような接客のスキルを活かして、さらにステップアップしたいと考えている方は多いのではないでしょうか。

自分のスキルを正当に評価される職場で働くことは、大きなやりがいに繋がります。

 

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