アパレル販売員に必須! コミュニケーションスキルをアップさせる方法
こんにちは!アパレル・スイーツ販売のお仕事をご紹介している東商のブログ担当です!
アパレル販売員にはさまざまなスキルが必要とされていますが、そのなかでもっとも重要となるのがコミュニケーションスキル。
現役のアパレル販売員のなかにも、「コミュニケーションスキルを向上させたい!」と思っている人がたくさんいるようです。
そこで今回は、コミュニケーションスキルを身につける方法をわかりやすく解説したいと思います。
アパレル店員にコミュニケーションスキルが必要な理由
アパレルショップの販売員は、お客さまだけではなくお店のスタッフや社内外の人たち、商業施設の関係者、配送業者、クレジット会社や機器メーカーの担当者など、日々たくさんの人たちと関わりながら仕事をしています。
アパレルショップの業務はまわりの人たちとの円滑な関係により成りたち、スムーズな店舗運営には関係者の協力があるからこそ。
いわば、コミュニケーションスキルは日々の業務において、なくてはならないものなのですね。
このあとは、コミュニケーションスキルの向上に欠かせないポイントを説明しましょう。
相手に興味をもつ
コミュニケーションの第一歩は、相手に興味をもつことです。
具体的には、相手はどのような人なのだろうか・なにを言いたいのだろうか・私になにを求めているのだろうか・この人にはどのような対応が最適なのだろうかなど、『相手のことを知りたい』という思いをもつことがスムーズなコミュニケーションの基本となります。
相手に興味をもつことで、これから解説するノウハウも取り入れやすくなるでしょう。
アイコンタクトを忘れない
相手と話すときのアイコンタクトは、相手に興味をもつことと同様にとても大切になります。
相手の目を見ながら話すことで、相手の心情や気持ちの変化にも気付きやすくなります。
また、「あなたの話をきちんと聴いています」という姿勢や誠実さも伝わり、スムーズに信頼関係を築くことができます。
うなずきと相づち
相手と会話をする際は、うなずきと相づちを意識します。
うなずきは、相手の話を聞いていることを視覚的に伝えることができます。
一方の相づちは聴覚に訴えることにつながり、うなずきと相づちを交えることで相手に安心感を与えることができます。
また、相手の話や心情に納得しながら聴いていることも伝わるため、共感的な関係も築けるのですね。
ペーシング
ペーシングは相手の話し方や話すスピード、リズム、声の大きさとトーンを合わせることをさします。
さらには、相手の肩や腹部の動きもさりげなく観察して呼吸を合わせる場合も。
話すスピードや声のトーンが似た相手とは自然と会話がはずみ、リラックスした気持ちにもつながります。
また、相手が楽しそうに話しているときはこちらも楽しげな表情で聴いたり、悲しい話をしている場合は悲しい表情で聴くこともペーシングのひとつ。
このように、相手の心情に見合った表情を心がけることで、「自分の気持ちを理解してくれている・同じような気持ちでいてくれている」といったイメージをもってもらえるようになります。
ミラーリング
ミラーリングは1970年代のアメリカで開発された心理学(NPL)のひとつで、『自分に似ている・自分と近い感覚をもっている』と感じる人を好む心理的な法則(類似性の法則)に基づいた方法です。
たとえば、海外旅行の際に日本人を見かけたときや、初対面の人と出身地や母校が同じだとわかった時点で親近感を感じるといった現象です。
このような心理を活かしたミラーリングは、アパレル業界だけではなくビジネス全般において広く推奨されています。
<ミラーリングの具体例>
・相手と似たような姿勢で話を聴く
・足の位置を相手と同じような位置にする
・相手が身振り手振りを交えて話しているときは、自分も身振り手振りとともに会話をする
このようなミラーリングを意識すると、身体の感覚や心情も相手と似たような状態になるのです。
これにより、相手の気持ちを自然と感じとることが可能になり、会話にも一体感が生まれて信頼関係も築きやすくなります。
このミラーリングは意図的に親近感をもたせることが目的ではなく、相手に対する尊敬の意と好感を行動で表現する方法であることを認識しておきましょう。
会話に困ったときは?
「お客さまとの会話でなにを話したらいいのか思い浮かばずあせってしまった!」というスタッフも多いようですが、話のネタに困ったときは『誰もが知っていること』が一番です。
・天気 今日も気温が高いので、通勤だけで汗だくになってしまいました!
・話題のニュース 昨日から話題の○○のニュースを知ってびっくりしませんでしたか?
など、多くの人が知っている話にちょっとした感想や質問を添えて投げかけると、その先の話題も広がります。
最後に
今回解説したコミュニケーション方法をすぐに実践するのが難しい場合は、お手本となる先輩スタッフの真似からはじめてみるのもおすすめです。
お客さまとの会話を弾ませることができるコミュニケーション術は、毎日の心がけを積み重ねて自然と身につけるのが理想的です。
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