販売職の将来ビジョンとキャリアプラン
こんにちは!アパレル・スイーツ販売のお仕事をご紹介している東商のブログ担当です!
アパレル販売員をめざしている方もすでにアパレル店員として働いている方も、これから先、5年・10年と販売スタッフを続けたとしたら、その後のビジョンはどのように考えていますか?
アパレル販売員の将来は、明確にはわからないという人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、販売職の将来ビジョンとキャリアプランについてくわしく解説したいと思います。
まずは店頭販売員としてスタート
アパレルメーカーにおける販売職とは、店頭に立って接客販売を行うポジションをさします。
お店に配属されると、販売員に必要な接客やサービスマナーにまつわるノウハウを学び、商品知識も身につけていきます。
その過程では、研修や講習会、そして実践を交えながらコミュニケーションや顧客づくりに関することも学んでいきます。
このあとは、ショップスタッフとしてのキャリアプランを説明しましょう。
サブ店長
一般の販売員を数年経験し、販売職に必要なスキルを身につけたスタッフはサブ店長に昇格します。
サブ店長になるまでの期間は、それぞれのキャリアやスキル、環境によって異なりますが、早ければ3~4年でサブ店長になるケースもあります。
サブ店長にはさまざまな役割があり、まずは売り上げ面でほかのスタッフを引っ張っていかなければいけません。
そして、新人スタッフの指導と育成、店長の補佐的な役割も担っています。
いわば、店長とスタッフの橋渡し役でもあるといえるでしょう。
店長職:販売職の第一目標
サブ店長を経験し店長職に必要なスキルを身につけたスタッフは、順次店長へと昇格します。
店長職はサブ店長を経験したすべてのスタッフがなれるのではなく、店舗運営にまつわる業務を任せられる人材が求められます。
また、サブ店長から店長職に就く期間や時期は、所属するお店の状況や人事によって前後します。
また、店舗やブランド異動と店長職の就任が重なるケースもめずらしくありません。
販売スペシャリスト
アパレル販売員のなかには、サブ店長や店長といったポジションを望まず、販売職のスペシャリストをめざす人もいます。
販売スペシャリストという称号の有無はメーカーにより異なりますが、店頭での接客販売に特化したポジション。
販売スペシャリストは、個人売り上げや顧客売り上げ、店舗内における売り上げシェアの向上をめざします。
そして、新人スタッフへのアドバイスを行ったり、メーカー内で行われるロールプレイング大会にも積極的に参加します。
スーパーバイザー
スーパーバイザーは店舗から離れた役職のひとつで、店舗運営に関するアドバイスやサポート、指導を行い、店長からの昇格はこのポジションがもっとも多くなります。
スーパーバイザーもこのポジションを希望する店長から選ばれますが、就任するタイミングはそれぞれで異なります。
また、店舗運営や人事の状況、ブランドやメーカーの方針によっては、店長兼任とするところもあります。
店舗・本部・支部・商業施設のそれぞれと打ち合わせやミーティングを行い、各部署の方向性を一致させるといった重要な役割がスーパーバイザーには与えられます。
本社勤務
アパレル販売員のなかには、本社勤務を希望する人もたくさんいます。
そして、本社勤務といってもその職種はさまざまです。
・ディストリビューター
ディストリビューターは、各店舗の稼働アイテムや非稼働商材を把握し、お店の規模と売り上げ状況を見据えたうえで、納品数の調整や商品の出荷指示を出しています。
お店の売り上げは、このディストリビューターによって左右されるといっても過言ではありません。
店頭の販売スタッフから異動しやすいポジションではありますが、的確な判断力と柔軟性が必要になります。
・プレス
プレスは本社勤務のなかでも人気が高いポジションで、ファッション誌などの媒体への宣伝やカタログ制作、ノベルティにも携わる職種。
ブランドイメージに直結する業務を担うプレスには、ファッション知識とセンス、市場の動きに敏感なアンテナも必須といえます。
・MD
MDとはマーチャンダイザーの略称で、シーズントレンドや商品動向、市場の動きなどを総合的にとらえたうえで、販売計画を立てて商品の開発と製造時期も判断しています。
MDの販売計画によって、全店舗のおよそ3ヶ月間の売り上げが決まります。
このように、重要性が高いMDのポジションには、マーケティング力や柔軟性と同時に先見の明をもつ人材が就かなければいけません。
・ブランドマネージャー
ブランドのトップとなるブランドマネージャーは、本社勤務内の人事で就任するケースが多く見受けられます。
ですが、このポジションを本気でめざしている場合は、店長職~ディストリビューター~MDを経験するのが最適です。
アパレル販売員はキャリアを重ねることができる職種です!
このように、販売職にはさまざまなキャリアプランがあるのをおわかりいただけたでしょうか。
販売スタッフとしてのキャリアを重ね、販売・人材育成・販促・商品計画など、自身が特化して行いたい職種を見極めましょう。
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