仕事術
ぽっちゃり体型をしたお客様のコーディネートや接客で気をつけることはあるでしょうか？
今まで販売員としてティーン向けのブランドで働いていましたが、最近20代向けのブランドへ移りました。
接客が好きで、お客様の層が代わったため毎日がとても新鮮で楽しいです。
でも、そんな私でもどう対応すれば良いのか迷ってしまうことがあります。それは、ぽっちゃり体型のお客様への接客です。
お店には様々なお客様が来店されます。
当然ぽっちゃり体型の方も中にはいらっしゃいます。
しかしうちのお店が置いているのは、Lサイズまで。ふくよかなお客様が服をご覧になっている時、「入らないんじゃないかな…」と勝手に思ってしまいます。（もちろんご本人に言ったりしません！）試着した後にやっぱり「合わなかった」と言われた時などは、何とお声かけして良いのかわかりません。
コーディネートのアドバイスを求められた時などは、ちょっと緊張してしまいます。
体型のことはご本人も気にしているでしょうし…。
失礼がないように必要以上に気を遣ってしまいます。
実際、ふくよかなお客様に接客する時は、どういう点に気をつければ良いのでしょうか？コンプレックスを刺激しないこと、適切な商品をご案内すること。すべてのお客様に共通しています。
お客様の体型に関係なく、コンプレックスを刺激しないよう言葉づかいに気を配りましょう。
ふくよかなお客様だけでなく、スレンダーなお客様もご自分が痩せていることを気にされているかもしれません。
「太っている」「痩せている」などの言葉はもちろんNG。
洋服のご試着前後に「サイズがちょっと…」「お客様にはちょっと…」という言い回しもお客様に嫌な思いをさせてしまいます。曖昧な言動はやめましょう。
「肩幅は合っていますが、この商品はサイドダーツが浅いので、バストがちょっとキツいかもしれません」など、原因がお客様にあるのではないというニュアンスでアドバイスしましょう。
そして販売員として、お客様に合う商品をご案内してください。
「こちらのワンピースはワンサイズ大きい方がシルエットがキレイに出ます」「こちらのパンツはストレッチ素材なので、動きやすいですよ」など堂々と笑顔でご案内しましょう。
販売員がコーディネートで自信なさそうにしていると、お客様は不安に思うものです。
実力をつけて引き出しを増やし、お客様に喜んで頂ける商品やコーディネートをご提案しましょう。
TOSHOでは、アパレルに関する採用のアドバイスも行っています。何か不安なことがあればお気軽にお問い合わせください。2016/3/31/
