売れないアパレル店員がやりがちなNG接客と改善方法
こんにちは♪アパレル・スイーツ販売のお仕事をご紹介している東商のブログ担当です!
アパレルスタッフのなかには、「一生懸命接客しているのに売れない」・「キャリアの浅い後輩スタッフよりも個人売り上げがとれない」など、
売り上げに関する悩みをもっている人が多いようですが、思うように売り上げが伸びないのにはいくつかの要因があるものです。
そこで今回は、売れないアパレル店員がやりがちなNG接客の例とその改善策を解説していきます。
売りたい気持ちが先行しているから売れない
売り上げに苦戦しているときは気持ちも焦りがちで、『売らなければ!』という考えが生じてしまいます。
そして焦る気持ちをコントロールできなくなり、表情はかたくトークも早口になりがち。
結果的には自分らしい接客ができず、お客さまも遠ざかってしまうのですね。
売り上げがとれないときこそ、『買いもののサポートをするつもりで接客しよう!』・『売れなくてもいいから、あのお客さまに話しかけてみよう!』など、自分に合った方法で気持ちの切り替えを!
また、個人売り上げは日によって変動することを理解し、必要以上にほかのスタッフの個人売り上げを気にするのはやめましょう。
弾丸トークで接客するから売れない
売りたい気持ちが先行してしまうと、無意識のうちにお客さまを説得するようなトークになるケースもあります。
お客さまへのニーズチェックが手薄になり、お客さまが求めているものとは異なる情報を提供してしまいます。
商品のおすすめポイントや素材の特性など、商品がいかにいいものなのかなど、知りたいと思っていない情報を延々と話してしまうと売れません。
お客さまのなかには不快な気持ちになる方もいるのです。
『トークスピードはお客さまに合わせる』・『話すことよりも聴き手にまわる』
この2点だけは忘れずに接客してください。
また、弾丸トークになっているかも?と感じたときには、お客さまからの話を引き出すつもりで対応してみましょう。
お客さまの多くは、販売員の話よりも自分の話を聴いてほしいと思っているものです。
相づちやうなずき、アイコンタクト、共感を取り入れながら、会話内容のコントロールを。
売れないアパレル店員典型!察することができないから売れない
接客をするには、相手の心理を『察する』スキルが不可欠!
これはコミュニケーション力の有無にもよりますが、売れない販売員は察することが苦手な傾向があります。
商品を持ったお客さまがあたりを見まわしていてもお声がけを行わない、試着をしたお客さまがサイズを気にしていてもほかのサイズを提案しないなど。
適正なタイミングで的確な対応をしない接客は、お客さまが商品を購入する気持ちにならない最大の要因といえます。
察することができるようになるには、それなりのトレーニングと本人の努力も必要に。
まずは、お客さまをよく観察することからはじめましょう。
服装や持ち物から読み取れるお客さまのタイプや好み、大まかな年齢やサイズを予測します。
また、商品を見ているときの表情や会話をしたときの声のトーンなどからは、そのときの心理状態を読み取ることができます。
消極的すぎる接客だから売れない
売り上げの低迷が続くと、自信がなくなったり接客そのものが消極的になってしまうケースもあります。
接客が消極的になると、ファーストアプローチ以降の接客ができません。
そのため、お客さまが帰ってしまう、購入意思があるお客さまもキャッチできない、会話が続かずお客さまとの距離を縮めることができない、といったデメリットが生じてしまいがち。
とくに、目的があり来店しているお客さまをキャッチできなくなると、売り上げを大きく伸ばすチャンスも失ってしまいます。
そのようなときは、『お客さまとの会話を楽しむ』つもりで対応してください。
お客さまが求める情報はしっかりと提供し、ニーズチェックを含めた聞き出しから得た内容をもとに会話を広げていきます。
この場合もお客さまの話を聴くことを意識することが大切!
話を聴いてもらうことで、お客さまも心が開きやすくなり親近感を与えることにもつながります。
商品を把握していないから売れない
サイズ構成やカラー展開、素材の特性、デザインやシルエットの特徴など、商品にまつわる知識は接客に欠かせません。
サイズやカラーに関することを尋ねられるたびにほかのスタッフに確認したり、その場から離れて何度も調べにいくなど、商品にまつわる知識があまりにも浅いスタッフはお客さまに不信感を与えてしまいます。
これでは売れないのも仕方ありませんね・・
サイズ構成・カラー展開・各素材のメリットとデメリット・デザインとシルエットの特徴・コーディネート方法・着まわしパターンといった知識は、それぞれの商品に興味をもつことで深めることができます。
よいお手本の真似からはじめてみましょう!
いつも売り上げが好調な先輩スタッフがいるときには、接客のよい部分をまねてみるのもおすすめです。
表情やトークスピード、商品提案のタイミングなど、取り入れているうちに自分の接客として身につけることもできます。
また、ときにはほかのショップで接客を受けてみたり、たくさんのファッション誌に目を通すなど、外からの刺激を積極的にキャッチするのも効果的ですよ♪
以上、今回は売れないアパレル店員がやりがちなNG接客と改善方法についてご説明しました。
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