アパレル店員がやっている どんな服でもおしゃれ見えさせるコツ

こんにちは！アパレル・食品販売のお仕事をご紹介している東商のブログ担当です！

洋服をおしゃれに着こなしている人といえば、アパレルショップの店員が代表的。

そんなアパレル販売員は、いつもどのようなことに気を付けてコーディネートしているのかが気になりますよね。

そこで今回は、どのような洋服でもおしゃれ見えさせる方法やコツについて解説したいと思います。

アクセントを忘れない

無地のトップスやシンプルなスカートなどのベーシックなアイテムは、合わせやすい反面おしゃれ見えしにくいもの。

いわゆる『合わせやすい洋服』は、なにかしらの工夫をしないとおしゃれに見せるのは難しいということを知っておきましょう。

無地トップスにはネックレス、開きの広いトップスはレースインナーとのレイヤード、スタンダードなボトムスにはベルトを合わせるなど、全身のどこかにアクセントとなるアイテムをプラスします。

バランスとボリューム調整

「色やデザインを気に入って買ったのはいいけれど、コーディネートしてもいまいちピンとこない」……こんなふうに感じることはありませんか？

一つひとつのアイテムはおしゃれだけど、ほかの洋服と合わせるとおしゃれに見えないのは、トップスとボトムスのバランスやそれぞれのボリュームがアンバランスになっているのかもしれません。

オーバーサイズトップスにはスリムなパンツやコンパクトなスカート、ロングスカートを合わせるときはトップスインにしてウエストをマークするなど、メリハリを意識したコーディネートが必須です。

抜け感を意識

おしゃれコーデには抜け感が大切！

でもじつは、具体的に聞かれるとはっきりとはわからないという人がほとんどです。

ファッションでいうところの『抜け感』とは、デザインや素材、テイストや着こなし方など、全体的なコーディネートとは異なる要素をプラスすること。

◆フリルブラウス×チュールレース素材のロングフレアスカート～フェミニンコーデ

ブラウスにはボーダーやドット柄のインナーを合わせてカジュアルダウンさせて、足もとはソックス×スニーカーでスポーティーさをプラス。

◆ロゴT×スキニーデニム～ベーシックカジュアルコーデ

Tシャツのインナーにチュニックタイプのレースインナーを合わせて、裾からレースを覗かせる。

さらに2～3連のロングネックレスを合わせてフェミニン要素をプラスして、薄手素材のロングブラウスを羽織る。

足もとは、ウエッジソールパンプスやソール部分がボリューミーなスニーカーでバランスアップ。

ロールアップ

一見するといたってシンプルなコーディネートをおしゃれ見えさせるには、ロールアップスタイルが断然おすすめです。

スタンダードなシャツやテーラードジャケット、シンプルなステンカラージャケットやノーカラージャケットなどは、袖口の切り替え位置から外側に折り返します。

長袖シャツ×ジャケットのスタイリングでは、シャツの袖口も一緒に折り返すとよりおしゃれに。

また、ストレートパンツやスキニーデニムなど、ウエストから裾まで特徴のないパンツもロールアップするだけでこなれ感のあるおしゃれコーデにランクアップ。

腰巻きコーデ

シャツやパーカー、ブルゾンなどを腰に巻いた腰巻きコーデは、アパレル販売員がよく取り入れているスタイリング。

たまたま脱いだシャツやパーカーを無造作に腰に巻いたり、コーディネートの一部とする場合もあります。

まずは前ボタンやファスナーを閉めて、袖付けの下部あたりから前身頃の上部を外側に折ってから巻いてみましょう。

こうすることで、巻いたトップスのロゴ見せ、パーカー部分を外側上部に出してバランスを整えるといった効果が。

なにげなくやっているように見えて、全体的なバランスやアクセントも考慮しているのですね。

ソックス合わせ

ソックスを合わせたコーディネートはすでに定番化していますが、ひと昔前まではご法度とされていたソックス合わせがおすすめです。

パンプスやヒール付きサンダル、スリッパサンダルなど、素足履きしていたアイテムにもソックスを合わせるだけでおしゃれ度が一気にアップ！

また、おしゃれに必須とされるこなれ感もプラスされます。

◆ネイビージャケット×スカートのセットアップ×白ブラウスコーデ

会議や商談にはストッキング×パンプスがマストですが、アフターファイブやちょっとしたお出かけには、ドットやボーダー、ロゴが入った白×ネイビーのソックスを。

靴は白やネイビーのオープントゥパンプス、白スニーカーを履くとさらにおしゃれです。

靴をアクセントにしても◎

今回ご紹介したノウハウやコツを上手に取り入れるだけで、着こなしの印象が大きく変わります。

洋服を購入する際に多くの人が気にしている『合わせやすいデザイン』は、おしゃれ見えの要素が少なくなりがちですが、ときには靴を主役にするコーディネートにもトライを。

「おしゃれですね！」と、まわりから言われる機会が増えるに違いありません♪