仕事術
ショップ店員に有利な資格って?
ショップ店員としてのステップアップを考えています。
現在は短期アルバイトなどで販売の仕事をしていますが、もっと本格的にアパレル販売の仕事をしたいと思っています。
ハイブランドのアパレル販売店で継続的に働き、将来は店長クラスとして働くことや、自分の店を持つことも考えています。
そこで、アパレル販売に関する資格を取得すれば、販売員としてステップアップできると思うのですが、実際にどのような資格が役立つのか解りません。
アパレル販売員として働くにあたり、有利な資格ってありますか?
どのような資格が有利なのでしょうか?ファッション系の資格を取得すれば、自信に繋がるかも!
アパレル販売職は、知識や経験が必ずしも問われるとは限りません。
まったくの未経験からでも、がんばりや実力でどんどん評価されますし、資格を持っていなくても充分に働ける職種ですから間口が広くチャンスが多い職業といえます。
質問者様のように将来を見据えた場合、資格を持っていれば不安になることもないでしょうし、なにより自信と評価につながります。
「店長クラス、または自分の店を持つ」という高い目標があるのはすばらしいことです。
ぜひ資格を取得し、さらなるスキルアップを目指しましょう。
■アパレル販売員ならぜひ取得しておきたい「ファッション販売能力検定」
アパレル販売職で持っていると役立つ資格としてはまず「ファッション販売能力検定」があります。
この資格は、アパレル商品を販売するにあたり必要な知識や技術と共に、店舗運営に関する知識も求められます。
基礎的な販売知識や技術が求められる3級、2級を取得すれば販売員として充分に役立ちますが、質問者様のように将来的に独立や店舗の運営管理者として働くことを希望している場合は、ショップディレクターやファッションアドバイザーとしての知識が求められる1級の取得を目指すと良いでしょう。
受験日程は1級が年1回(1月または2月)、3級、2級が年2回(7月と12月)、受験地は1級が東京、2級、3級は協会指定の会場または教育機関です。
■まだまだある!いますぐ&将来役立つアパレル系資格3選
同様にアパレル系の資格として、販売はもちろんデザイン企画や製造に関する知識や能力が求められる「ファッションビジネス能力検定」や、色彩に関する知識が求められる「ファッション色彩能力検定」があります。
「ファッションビジネス能力検定」は、ファッションに関わる商品やスタイリングについての知識はもちろんのこと、マーケティング、マーチャンダイジング、流通、マネジメントといった幅広い戦略知識が得られます。
スキルアップにつながることはもちろん、店長を目指していたり将来的に独立したいと考えているのであれば必携の資格ともいえます。
受験日程は1級が年1回(2月)、3級、2級が年2回(6月と11月)、受験地は1級が東京、2級、3級は協会指定の会場または教育機関です。
「ファッション色彩能力検定」も、アパレル系販売員に根強い人気がある資格です。
ファッション業界における色彩の役割や効果などについてはもちろんのこと、日常生活における色彩の働きや可能性についての知識を得ることができるのでセンスアップにもつながり、もっていて損はない資格のひとつです。
受験日程は1級が年1回(2月)、3級、2級が年2回(1月と7月)、受験地は1級が東京、2級、3級は協会指定の会場または教育機関です。
※試験日程や会場は毎年異なりますから「一般財団法人日本ファッション教育振興協会HP」での確認がおすすめです
また、販売のスキルアップを目指すのであれば「販売士」の資格を取得するのも役立ちます。
接客の知識や技術、マナーを試され、試験では筆記だけではなく面接や接客の実技があることが特徴です。
ほかにも、ファッションとは切っても切り離せないパターンについての幅広い知識が得られる「パターンメーキング技術検定」、そしてパターンを始めとしたメーキングに必要なCADの知識や技術を得られる「CAD利用技術者試験」などもあったりと、アパレル販売に役立つ資格はじつに様々です。
いかがでしたか?
アパレルに関連した資格は実にたくさんあるのです。
どの資格も取得によるスキルアップだけでなく、働きながら資格試験の勉強をすることで自分自身のレベルアップになるのも良いですね。
すばらしい目標に向かってぜひ頑張ってください!2014/11/11/
【こちらの記事も合わせて読みたい】
———————————————————-
【PC版】 アパレル求人情報
【スマホ版】 アパレル求人情報
———————————————————-
- 最新情報
- クリスマス短期お仕事特集