働き方
派遣社員から契約社員や正社員になれる？
派遣社員としてアパレル販売店に勤務していますが、派遣先の販売店の環境が良く、正規雇用を望んでいます。
派遣契約には上限があり、勤務期間が上限の3年を超えると派遣先は派遣社員に直接雇用を申し入れする義務があると聞きました。
このまま派遣社員を続けていれば、上限を超えたときには自動的に正社員や契約社員になれるのでしょうか？
また、上限を超える前に派遣社員から正社員になることはありますか？可能性はもちろんありますが、様々なケースがあります。
2014年10月現在の労働者派遣法では、派遣先は同じ業務で連続して3年以上派遣労働者を雇うことができないという法律があります。
そのため、派遣先はその業務で初めて派遣労働契約を締結してから3年を超過すると同じ業務での契約は継続できなくなり、他の派遣先に配属されるか、派遣先からそういった話があれば、その派遣先に直接雇用されることになるでしょう。
しかし、直接雇用といっても必ず正社員雇用ではなく、契約社員やパート、アルバイトとしての雇用もあります。
特にアパレル販売店では派遣社員には繁忙期の短期雇用を求める場合もありますし、直接雇用されるにはそれなりに努力が必要で自然と直接雇用されるようなものではありません。
派遣社員から正規雇用を目指すには、派遣先の求める人材になる必要があります。
日頃の勤務態度や販売スキル、個人売上額などを見直し、自分の能力を派遣先にアピールすると良いでしょう。
販売士やファッション関連の資格を取得するのもアピールポイントになります。
派遣先の上司や派遣会社の担当者に今後のキャリアビジョンを伝え、長期的に働く意欲があり直接雇用を望んでいることを相談してみましょう。
派遣先で正社員を募集することがあれば、先に声をかけてもらえるかもしれません。
また、紹介予定派遣であれば派遣先に直接雇用されることを前提としているため、頑張り次第では派遣社員から正社員にもなりやすいでしょう。
派遣社員として一定期間就業し、派遣先と派遣社員が合意した場合に派遣期間満了時に社員として雇用されます。
あらかじめ派遣先が自分の希望にあった職場であるか働きながら確認した上で直接雇用を希望するか決められるため、派遣社員から正社員へのステップアップを考えている方に適しています。
いずれも派遣会社の担当者のサポートが受けられますから、お気軽にご相談くださいね。2014/10/4/
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